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Vol.17|泉正人著「『仕組み』仕事術」|自分の分身を作り出せ|最少の時間と労力で最大の成果を出す|

自分の分身を作り出せ
〜最少の時間と労力で最大の成果を出す~
著:泉 正人 『「仕組み」仕事術』より

Check point
●「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」=「仕組み」
●「面倒くさい」を「仕組化」する
●「マニュアル」を、絶えずメンテナンス

「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、
同じ成果が出せるシステム」のことを言います。

日々の仕事は大きく分類すると「作業系」、
「考える系」に分けられます。
このうち、ルーチンワークとなりやすい
「作業系」の仕事で仕組み化は有効です。
時間と労力の徹底的な効率化を図りましょう。

そして、将来の事業を支える「考える系」の仕事にこそ、
「仕組み化」により捻出した時間と労力を費やすべきです。

仕事をしている中で「あー、忙しいなぁ」とか
「これは手間がかかって面倒くさいなぁ」と
感じることはないでしょうか?

実は、「仕組み」作りを考える上で、
この面倒くさいという感情は大切です。
ネガティブな意味ではなく、ポジティブに、
どうやって楽をするかと考えることが
仕組み化に繋がります。

仕組みを作ることにより自分以外の誰でも
できる環境を整えてしまえば、自分自身のための
未来の時間を確保することができます。

仕組み作りと言っても、
あまり難しく考える必要はありません。
例えば、チェックリストやTO DOリストを
作ることも立派な仕組み作りです。

初めて行う仕事などで、
「さて、何から手を付けようか…」と
見当すらつかないという経験をしたことはありませんか?

そんな時、マニュアルやチェックリストなどがあれば、
初心者・未経験者であっても最低限のレベルの仕事ができます。
その都度、やり方などを指導する必要もありません。

マニュアルなんか作る時間は無い!と言う気持ちもわかります。
しかし、仕組化しないために奪われてしまう「現在」の時間と、
仕組化したことで「将来」生み出される時間、
どちらが価値のあるものでしょうか?

もちろん、いわゆる「マニュアル人間」になってしまい、
考えることを放棄してしまってはいけません。
マニュアルは作ることと同様に、いやそれ以上に
メンテナンス・カスタマイズしていくことが非常に重要です。

仕事で問題が生じたり、上手くいかないときは仕組みが悪い、
改善の余地があるのだと考えましょう。
トライ&エラーで自分たちに最適な仕組みを作りましょう。

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