ダントツの土地を購入する方法

ダントツに良い土地を購入する方法(基礎編)

ダントツに良い土地を購入する方法

 はじめに

土地選びのお手伝いをはじめて、8年になります。

その間に私自身の土地購入をはじめ、実際に100名程のお手伝いをする機会に恵まれました。(メールマガジンのメール、FAXによる相談を含めると2000名近い土地選びのご相談を受けてきました。)

その中で最近、強く思うことがあります。

それは何か?

成功する土地選びのやり方が、大きく変わってきているのではないか? ということです。

以前までは、不動産屋さんにただ単に情報提供をお願いしたり、住宅会社の社員の方に良い所があったら郵送してくださいねとお願いすれば、いずれは良い土地とめぐりあう確立が高かったのです。

しかし、どうもそのような時代では、なくなったようです。
ここ半年くらいは、特にそのような気がしてならないのです。

どういうことでしょうか?

今現在、数少ない優良、お買い得土地情報には、実はたくさんのお客様が群がっています。(ほとんどのお客様は、そのようなことをご存知ではありません。)

自分自身で効率的に、土地情報にアンテナを張っていらっしゃる方は、もちろん優良情報に出会う確立は高くなります。

反対に、自分自身が土地情報にアンテナをはらないで、不動産屋さんや住宅会社の営業の人におまかせにしている方は、お買い得な土地情報に出会える可能性が低くなってきているのです。

不動産市場に関して言うと、あなた様がご存知のように、表面的には今現在も買い手市場が続いているのかもしれません

これから土地を購入される方は、本当に恵まれているように思います。

なぜなら、たくさんの情報中から選ぶことができ、以前よりずっと安く購入できる可能性があるからです。マスコミでもそのように言われています。

確かに、情報誌をみると、土地はあまっているように見えますし、不動産屋さんに「景気はどうですか?」とお聞きすると、「いや~。動かないねぇ。」という声が返ってきますので、このような認識は決して間違っていないと思います。

しかし、実際に私が持っている今の感覚を、誤解を恐れずに正直に言うとすると、「今現在、土地購入を検討している方は大変だ!」がまさにぴったりな表現なのです。

どういうことかというと、この不景気で、土地の分譲される数が大幅に減少し、本当にこれは私でも買いたいという優良物件が極端に少なくなっているのです。

どういうことかというと、あなた様にとってダントツの土地、すなわち誰もが欲しがる金ピカの土地は、昔のように次から次へと出てはきません
そして、実は数が非常に少ないのです。

その数少ない優良物件を、他のライバル(お客様)が購入する前にあなた様自身が購入するためには、あなた様自身が勉強し、頭を使い、今までに購入に成功された方のやり方を分析し、戦略的なアプローチをしなければ、手に入らない時代になってしまったのです。

今回、私が「間違いのない土地選び」お手伝いシート(基礎編)をあなた様にご紹介した理由は、次のとおりです。

土地選びに成功されている方のやり方を確認していただき、あなた様の土地選びに活かせるところがあれば、活用していただきたいのです。

そうすることで、情報誌をながめては良い土地はいつまでたっても出てこないな~と、ため息をついたりするようなストレスをこれから先もずっと背負って欲しくないのです。

ここ半年でも、通常より435万9千円、あるいは、251万円安く購入した方や、絶対に出ないといわれていた場所で、土地購入をすることができた方など、数多くの方のお手伝いをすることができました。

そのような方が、納得のゆく土地購入をできたのは、なにもたくさんの時間を費やしたり、特別な事をしたからではありません。
土地選びに成功している方のやり方のいくつかを、自分の土地選びに活用したからです。

今回は、基礎編ということで、土地選びに成功するために実際に土地選びをする前に、考えていただきたいことをご紹介します。
何からはじめたらよいのかわからないという方には、ぜひ活用していただきたい情報ばかりです。

紙面上でのご紹介には、お会いしてお話するわけではないので限界があるかもしれません。しかし、このお手伝いシートがあなた様のお役に、少しでも立つことを心からお祈りしています。

追伸
では実際にどのようなやり方で探すの? という方は、「間違いのない土地選び」お手伝いシート(実践編)をご覧ください。

土地えらびでお伝えしたい2つのこと

それでは、早速はじめましょう。

さて、はじめにあなた様にお伝えしておきたいことがあります。
それは、次の2点です。

・ 土地を購入する側と売却する側の認識が違いすぎる。

・ 土地を上手に購入できた人と、出来なかった人の差が激しすぎる。

どういうことでしょうか?
それぞれご説明しましょう。

土地を購入する側と売却する側の認識が違いすぎる

土地購入をする際にどうしても知っておかなければならないのが、不動産屋さんや土地を売ってくれる地主さんが何を考えているかです。
これを知っているか? 知らないか? で土地選びは180℃変わってきます。

(恋愛をする時、あなた様は自分の思いを相手に伝えることも大事ですが、それよりも、相手が何を求めているのか? をあなた様が知ることが非常に重要なのと同じですね。)

仮にあなたが不動産屋さんだとしましょう。
そして、今現在土地を紹介してくださいと2人の方に頼まれたとしましょう。
想像してみてください。

研究熱心で、購入する条件をはっきり言うAさんと、どんな土地を購入したらよいのか? わからずいつでも悩んでいるBさん、優良物件が出てきた時に、あなたならどちらの方にご紹介するでしょうか?

もしあなたが不動産屋さんなら・・・。
そうですね。
もちろんAさんですね。

そうしてかというと、Aさんは購入する条件をはっきりさせています。
不動産屋さんにしてみれば、たとえその条件がどんなに厳しいものでも、その物件を紹介すれば仕事になる可能性が高いわけです。
そのような条件を出しているAさんには、優良物件がたくさんあつまります。

Bさんはどうでしょうか?

この段階では、不動産屋さんにはどのような物件をBさんが求めているのか? 全く分かりません。求めているのものが分からないのですから、悪く言えばどうでも良い物件を紹介します。

成功されている方は、不動産屋さんの気持ちや、地主さんの気持ちをよく理解したうえで、どのように土地購入をするべきか? を考えています。

土地を上手に購入できた人と、出来なかった人の差が激しすぎる

土地を上手に購入できた人が、どのようなプロセスを踏んで購入したかを知るだけで、あなた様の土地選びが変わります。成功したやり方を真似するのが、一番効率的に土地購入できる方法だからです。

今現在土地選びに成功している方は、おおむね3つのやり方で土地購入をしています。(3つについての具体的方法は、実践編をご覧ください。)

成功するか? しないか? はその方法を知っているか? いないか? にかかっていると言っても言い過ぎではありません。

土地えらびの悩みは深い

土地選びをされる際、あなた様にもし悩みがあるとすれば、それは当然のことです。
悩まれているのは、あなた様だけではありません。

(恥ずかしい話しですが私はこのような仕事を何年もした後に、自分の土地を購入しました。それでも、悩みはあったのです。)

しかし、土地選びに成功された方は、その悩みに立ち向かい、悩みを解消した上で(最悪を想定した上で)土地選びをしているようです。

私の場合もそうでした。

今回は土地選びをされる時に出る共通する悩みをご紹介します。
悩みとはいいますが、悩みには大きくわけると2つの種類があるようです。

1つは、土地を実際に探しはじめる前の悩みです。(それは、不安というかもしれません。)そしてもう1つは実際に探し始めた後の悩みです。(これは、どちらかというと不満です。)

ほとんどの方は、実際に土地を探しはじめる前の悩みを解消できないまま、悩まれていることが多いようです。(多くの方は自分が悩んでいることじたいも認識していないかもしれません。)

それでは、その土地を実際に探しはじめる前の悩み、不安とはどんなものか?
次の項目でお話していきましょう。

実際に土地を探しはじめる前の段階の不安

もし、あなた様に土地選びをする前に不安があるとしたら、それはあまり良いことではありません。

なぜなら、実際に土地を探し始めてから優良土地情報があなたの前にあらわれたとしても、不安が邪魔をして購入することができない恐れがあるからです。

(優良土地情報に出会えるチャンスは、そう何回もあるわけではありません。)

そこで、もし不安があればあらかじめその不安を明らかにして、その上で希望の場所、価格の土地を探すというアプローチを今回はとります。

過去の不安

  • 結婚したら・・・。
  • 子どもが生まれたら・・・。
  • 小学校にあがったら・・・。
  • 受験までに・・・。
  • 就職したので・・・。
  • 退職金で・・・。
  • 決断できないうちに・・・。

土地選びをするにはチャンスの時期があります。
代表的な時期が上記の時です。
あなた様の場合はどうでしょうか?

その際に、チャンスがつかめないと、なんとなくそのまま月日が流れてしまうことがあるかもしれません。

現在の不安

  • この不況下・・・。
  • 金利は確かに低いが・・・。
  • 子どもの転校は?・・・。

「家が必要な事が十分わかっているのですが・・・。会社の経営が良くなくて・・・」皆さん悩まれていることです。

もしあなた様が今現在家賃も払うことなく、毎月住宅資金のためにお金が貯められていれば、何の問題もありません。

しかし、将来の計画もなくただ悩んでいるとすればそれはあまり良いことではありません。

将来の不安

  • サラリーマンである限り・・・。
  • 転勤や転職。
  • 長期返済に対する不安。
  • 老後の住まいはどうするのか?

将来については、皆さんなんとなく不安を抱えているのですが、考えると頭が痛くなるし(私もそうでした)考えても仕方ないので、考えないようにするという方が多いようです。

確かに、全てのことが分かった上で計画することはできないかもしれません。
しかし、最悪のことをシミュレーションして、土地購入をすることは可能です。

現在の不満(具体的に土地を探しはじめた時の不満)

・ 毎月情報誌をながめているけれど・・・。
・ いろいろな業者がいろんな意見をいうが・・・。

「家族には、どの土地が必要なの?」という質問を自分自身にしないと、答えは見つからない。

このように、書き留めると多くの悩みがあるように感じます。
しかし、ほとんどの悩みは解決することができます。

今までの土地選びに成功してきた人に、悩みがなかったか? といえば、必ず悩みはあったのです。まずは、あなた様自身の悩みを考えることからはじめて下さい。

ここで重要なことは、あなた様が抱えている悩みを知ることです。
なんとなく悩んでいる、なんとなく見つからないという状態が一番よくありません。
悩んでいる事に気がつくことができれば、あとはそれを解決すればよいだけなのですから・・・。

今までの土地えらびチェックシート

以下の項目で、YESと思うものにチェックしてください。

  • 毎月情報誌を丁寧に見ていれば、良い情報にめぐり合える。
  • 不動産屋さん、住宅会社に頼んでおけば、いつかきっと見つかる。
  • 東南の角地を見つけようとしているが、なかなか見つからない。
  • 今まで、土地情報は場所と価格と大きさだけを見て判断していた。
  • まずは、土地購入をする。住宅はその後考えればよい。
以上の項目で1つでもチェックができた人は、これからお話しすることが、役に立つ可能性が非常に高い方です。


どうしてそのようなことが言えるのでしょうか

ここで取り上げた土地の探し方は、実は今まではあたりまえのようになされていて、ある程度成功の実績があった方法でした。

どういうことかというと、今までは、この方法で探してもある一定の期間がたてば、良い土地が見つかった方法ということです。

しかし、今現在このようなやり方で優良土地情報を仕入れたり、購入したりすることは非常に困難になってきました。

どうして、困難なのでしょうか?
まずは、そのあたりのお話からしていきます。

  • 毎月情報誌を丁寧に見ていれば良い情報にめぐり合える。
  • 情報誌にのっているのは実は売れ残り物件!?
  • 実際の売却価格は情報誌にはのっていない。
  • この情報は売れるので、情報誌には載せないからね・・・。

もう既にご存知の方も多いでしょう。
情報誌の情報だけから自分にぴったりの情報を見つけることは、非常に困難です。

なぜなら、情報誌を2~3ヶ月見ていただくと分かるのですが、情報としてのっているものの中には既に半年も、一年も前からのっているものも少なくないからです。
これらの物件は、はっきりいうと、半年、一年も売れなかった情報なのです。

それでは、情報誌は全く役に立たないのでしょうか?

いいえ。
やはり、例外もあります。それは・・・。

情報誌は相場を勉強するものとしては、非常に約立ちます。
この場所では、どのくらいの価格になるのか? どのくらいの大きさの分譲がおおいのか? を勉強するには非常に強力なツールです。

そしてもうひとつ。
売れ残りの情報誌にのっている土地が金ピカの情報に変わる瞬間があります

それは、情報誌の土地物件の価格が下がった時です。

価格が下がった瞬間、今まであまりものだった土地情報が、まさに掘り出し物になるのです。

ただし、不動産屋さんや地主さんは、できる限り価格を下げたくはありませんよね。
ですから、みなさんが問い合わせをして価格が下がりますか? と聞けば「これが限界ですね」という話になります。

もちろん、情報誌をみて下がるのを待っているだけでは、絶対に価格は下がりません。価格を下げる時は、仕掛けが必要なのです。

不動産屋さん、住宅会社に頼んでおけば、いつかきっと見つかる。

  • お客さまも自分の希望、要望が分かっていない方が多い。
  • 腹を割って話ができるよきアドバイザーがいない。
  • お客さまの希望ではなく、自社の物件を売りたい。

「松本、塩尻で探しているのですが・・・」
「岡谷は土地がないので・・・。諏訪か茅野で探したいのですが・・・」

土地探しをはじめたばかりの方が、おっしゃる事です。

好景気でたくさんの分譲地が次から次へと出てくる時代には、このようなご依頼でもお客さまのために優良物件を探してくることができました。

しかし、優良分譲地が出る確立が低い現在、このようなご依頼はあまりにも範囲が広すぎるのかもしれません。

先にも触れましたが、範囲を確定し、どのような土地を探しているのか? はっきりさせている他のお客さま(あなた様にとっては、ライバルですね)がいたとすれば、優良物件は確実にあなた様ではなく、その範囲を確定しているお客さまに紹介されてしまでしょう。

東南の角地を見つけようとしているが、なかなか見つからない。

  • どうしてその土地が希望なのですか? と聞いてくる担当者は少ない。
  • 世間的な常識で決めてしまう。
  • 1つのことに執着すると、落とし穴がある。バランスが重要。

土地を検討している方のほとんどが、世間一般で言われる常識にしばられている事が多いのです。

「東南の角地神話」なんてご存知ですか?

東南の角地は確かにいい土地です。
しかし、メリットもあればデメリットもあるのです。

例えば価格です。
東南の角地は2割ほど高いなんて事もあるのです。
では、実際にそのくらいの価値が本当にあるのか? といえばない場合もあるでしょう。

ですから、世間一般でよいといわれている情報でも、最悪のことを想定する必要があるのです。

もし、あなた様がメリット、デメリットを把握した上で「やはり、東南の角地が良い!」とおっしゃっているのなら何の問題もありません。

しかし、そうではなくなんとなく、「みんながそのように言うので・・・」おっしゃっているとすれば、それは問題です。

  • 今まで、土地情報は場所と価格と大きさだけを見て判断していた。
  • 同じ60坪でも、買って良い土地、悪い土地がある。
  • 住宅でかかる別途工事の多くは土地で決まると言う事実。
  • 土地のプロでも住宅のプロとは限らない。

希望の土地を購入できたにもかかわらず、希望の住宅を建築できない。

笑い話のようですが、本当の話しです。
どうしてそのようなことがおきるかと言うと、住宅を建築するために土地を購入するのに、土地を購入する前にどんな住宅を建築するのか? 確認しないためです。

  • 対面キッチンにしたかったのにできない。
  • 駐車場が縦列駐車しかできない。
  • 駐車場に3台車がとまらない。
  • 庭が造れたが、プライバシーが確保されず庭に出たことがない。
  • 浄化槽を入れるのに別途で費用がかかった。

このような失敗をする方のほとんどは、お買い得ということで、場所と坪単価だけで判断して土地を購入してしまっています。

仕方のないことですが、不動産屋さんは土地のプロですが住宅のプロではありません
ほとんどの方は、土地は住宅を建てるために購入するのですが、土地を売却してしまえば、不動産屋さんの仕事はそれで完了してしまうのです。

その後、あなた様がどんな住宅を建築するのか? そのようなことを、熱心に考えてくれる不動産屋さんはいません。ですから、あなた様は自分自身で購入する予定の土地が、あなた様の建築したい住宅が建てられるのかを確認しなければなりません。

それじゃどうすればいいの

通常の人はいろいろな土地情報を仕入れて、それらの情報を比較することからはじめます。情報を仕入れて比較することは決して悪いことではありません。

しかし、そこに落とし穴があります。

土地情報を比較すればするほど、自分たち家族が何のために土地を購入するのか? どのような土地を欲しいのか? がわからなくなるという落とし穴です。

そこで、ここではアプローチを思い切って変えてみます。
まずは、自分が欲しい土地というのは、どういうものなのか?
を考えることからはじめます。

具体的には・・・。

★ 自分は、どうして土地が欲しいのか?

★ 自分は、いつ土地が欲しいのか?

★ 自分は、どのような土地が欲しいのか?

をはっきりさせます。

どうして土地を購入したいのか? を明確にする。

自分自身に具体的な質問をしてみる
(答えはすぐでないかもしれません。しかし、自身に質問することが重要です。)

・人生の中でいつ、誰と一戸建てで生活するために土地を購入するの?

その理由は?

・そもそも、住宅は必要なのか? ずっと賃貸でもいいのではないか?

その理由は?

・このまま今の住環境で生活した時、老後に困ることはあるのか?

その理由は?

・このまま今の住環境で生活した時、自分が困ることはあるのか?

その理由は?

・このまま今の住環境で生活した時、家族が困ることはあるのか?

その理由は?

どんな場所に、どの大きさの、どんな価格の土地が必要か?

具体的に考える

場所はどのあたりが良いか?

KEYWORD

子ども、学校、バス停、実家、地盤、勤務先、通勤、通学、駅、インター、価格、分譲地、大きさ、駐車スペース、坪単価、中古、2世帯、今の住居、転勤、売却、賃貸、スーパー、図書館、ランニング

その理由は何か

他では何が困るのか

どのくらいの大きさの土地を求めるか?

KEYWORD

子ども、学校、バス停、実家、地盤、勤務先、通勤、通学、駅、インター、価格、分譲地、大きさ、駐車スペース、坪単価、中古、2世帯

今の住居、転勤、売却、賃貸、スーパー、図書館、ランニング

その理由は何か

他では何が困るのか

どのくらいの価格を希望するか?

KEYWORD

子ども、学校、バス停、実家、地盤、勤務先、通勤、通学、駅、インター、価格、分譲地、大きさ、駐車スペース、坪単価、中古、2世帯

今の住居、転勤、売却、賃貸、スーパー、図書館、ランニング

その理由は何か

他では何が困るのか

どうですか?
具体的に出てきましたか?
具体的に出てきた方は、これまでにもたくさん悩み考えてきた方ですね。

出てこなかった方
出てこなくても大丈夫です。

通常、ほとんどの方が実際にどのような希望が自分自身にあるのか? は分かっていない場合が多いからです。

出てこない方は次のページで、出てきた方も次のページで本当にそうなのか? 確認してみましょう。

どの場所、価格、大きさの土地購入が分からない場合

絶対に嫌な場所、価格、大きさを具体的に考える

  • 今までの住環境から考えて、今後絶対に住みたくない場所はどこか?

どうして嫌なのか?

では、どこの土地ならば嫌なことが解消するのか?

 

  • 今までの住環境から考えて、今後絶対に嫌な土地の大きさはどの位か?

どうして嫌なのか?

どのくらいの大きさの土地ならば、嫌なことが解消するのか?

  • これ以上資金がかかるのであれば計画中止にするという価格はあるか?

どうしてその価格だと中止にするのか?

どのくらいまでであれば、計画が成り立つのか?

以上が、嫌な事をまずはピックアップして、消去法で希望を突き詰めていく方法です。
今後も、いろいろな情報があなた様の耳に、目に入って来るでしょう。

購入しようか? やめようか? 迷ったりした際にも、この嫌な事リストは強力な武器になります。あなたを冷静な立場に呼び戻すお手伝いができます。

現在の自己資金、返済できる返済額を考えてみる

今までは、希望の土地の場所、価格、大きさを考えることからはじめてみました。
ここでは、希望の返済計画を考えてみます。

  • どのくらい自己資金があれば、土地、住宅を計画できるのか?
    • まずは、今現在どのくらいの貯金があるのか? を把握する。
    • 自己資金の目安は1割~2割。
  • 自己資金をためる計画があるか? ないか?
    • 貯める必要があるとすれば、毎月どのくらい貯めるのか? 具体的に考える。
    • 1年後に、3年後にどのくらい貯めるのか? 目標を立てる。

いくら借りられるか? でなく、いくら返済できるか? で考える。

  • 今現在のアパートの家賃は?
  • 今現在住宅の自己資金のために、どのくらい貯金しているか?
  • 返済率は目安に過ぎない
  • ご夫婦の意見のすり合わせは絶対必要。
    • ご主人の希望
    • 奥様の希望
  • 自己資金作り方具体的方法を知っているか?
    • 貯金、預金をする。
    • 両親から借りる。(公正証書を作成する。)
    • 生命保険を見直しして、お金を作る。

本当に今現在決断するのが良いのか? を考える

住宅を建築するには時期があります。
その時期は、人それぞれ異なります。

もしかすると、あなたにとって、今は時期かもしれませんし、その時期ではないかもしれません。

  • 借り入れがある場合、いつまでに返済を終わらせたいのか?
    • そのためにいつ借り入れをするべきか?
    • 何年返済ができるのか?
    • そのために、今現在障害はあるのか?
    • そのために、今後どのような目標を立てるのか?
  • あと3年待てば、どのくらいの自己資金が増えるのか?
    • 具体的に月○万円ためて3年後に○○万円という計画を立てる。
    • どのようなメリットがあるのか?
    • どのようなデメリットがあるのか?
    • 返済期間は3年短くなる?
  • 今現在の建築した時(家賃を返済にまわした場合)、どうなるのか?
    • 毎月6万円の貯蓄時、年間72万円。3年で216万円貯蓄可能。
  • 今建築しないと、どんなメリットがあるのか?
  • 今建築しない時どんなデメリットがあるのか?

今建築した場合、将来建築した場合をシュミレーションする

例 35歳、自己資金300万円。家賃 6万円、住宅資金の貯金2万円。

返済額、毎月8万円(家賃+貯金)希望、60歳完済希望の方の例。

3年後建築の場合(38歳の時)

自己資金272万円。

(3年間で72万円の自己資金増2×12×3=72)

22年返済(60-38=22)

金利2,45%の時(今現在の金利が全く上がらなかったとして)

毎月79,931円(8万円以下)返済で、

1630万円の借り入れ可能。

総合計で1902万円の計画になる。

(272+1630=1902万円)

現在建築の場合(35歳の時)

自己資金200万円。

25年返済(60-25=25)金利2,45%の時

毎月79,852円(8万円以下)返済で1790万円借り入れ可能。

総額で1990万円の計画になる。

3年後に今現在と同じ総額で計画するには、3年で88万円の自己資金の上乗せが必要。毎年29万円、毎月2万5千円増の4万5千円の貯金が必要になる。

またもし金利が上昇した場合は上記の例は成り立たない。

38歳時2,95%の時は借り入れ可能は1630→1550となり、自己資金で補うためには、6万6千円の貯金が必要になる。

将来のリスク(転勤、転職)を考えておく。

  • 転勤を考えておく必要があるのか? ないのか?
    • 将来売却も考えて購入するべきか? しなくても良いか?
    • 将来別荘になる可能性があるのか? ないのか?
    • 収益還元法と言う考え方がある。
  • 単身赴任する可能性があるのか? ないのか?
    • 単身赴任時の住宅手当はどうなるのか?
    • 子どもの学校は?
  • 転職したら借り入れはできない場合がある
    • 転職する可能性はあるのか? ないのか?
    • 転職する場合お金を借入れする時期に注意する。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
土地選び、家づくりで大切なこと!
それは、自分たち家族の希望を知ることです。

・土地を購入する必要はあるのか? ないのか?

・あるとすれば、どんな土地を購入したいのか?

・その時期はいつなのか?

家族の希望が分かれば、あとはその希望にあった土地を根気よく探すだけなのです。
その希望にあった土地になるように交渉すればよいだけなのです。
こんなに簡単なことはありません。

しかし、ほとんどの方は、自分たち家族が何を求めているのか? を知ることを平行しておこなわず、いろいろな土地情報の比較のみで損か? 得か? で考えてしまいます。

そのようなアプローチをしている限り、ダントツの条件の土地を購入することはできません。なぜなら、比較検討している材料が常に売る側(不動産屋さん、地主さん)のものだからです。

現在満足する土地選びには、3つの方法しかありません。そして、もし、あなたの希望の土地というものが明確になれば、この3つの方法を使って、土地探しをすることができます。

3つの方法とは・・・。

  • 残り物には福がある! 既存の情報を驚くほど安く購入する方法
  • 半年先に造成される土地を一番に申し込む方法
  • 地主さんから直接購入する方法

これ以外にはありません。

実践編では、成功する土地選びのための3つの方法をご紹介しています。ご興味のある方は、お問い合わせください。

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