【冬季の凍結防止対策】寒冷地で長期間ご不在になる前に必ずチェックしたい4つのポイント

【冬季の凍結防止対策】寒冷地で長期間ご不在になる前に必ずチェックしたい4つのポイント
寒冷地では、冬場に数日~長期間ご不在となる際、給水設備の凍結によるトラブルが起こりやすくなります。
水抜き作業を行うことはもちろんですが、以下の4つのポイントを押さえておくと、より安心して冬を迎えることができます。
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① 扉を開けておく
トイレ・洗面台のシンク下・浴室・各部屋の扉などは、できるだけ開けておきましょう。
閉め切っていると冷気がこもりやすく、局所的に温度が下がって凍結につながるリスクがあります。
空気が循環するだけでも凍結の防止につながります。
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② トイレは蓋を閉めて便座保温をON
トイレは、便座の保温機能を「弱~中」に設定し、蓋を閉めておくことで、便器内の急激な冷え込みを防げます。
特に寒冷地では便器内の水が凍り付く可能性もあるため、少しの保温が有効です。
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③ 浴槽に残り湯を10cm以上残す
給湯器には凍結予防機能が搭載されており、浴槽に10cm以上の水(またはお湯)を残しておくと自動循環が作動し、配管の凍結を防ぎます。
浴槽に水がない状態だと、
・ポンプが空回りして故障の原因になる
・凍結予防が作動しない
といったリスクがあります。
冬季の外気温が下がる地域では、お風呂のお湯を残すことがとても大切です。
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④ エアコンで室温を5〜10℃以上に維持
室内の温度が著しく下がると、配管周りも冷えて凍結リスクが高まります。
外出時は、エアコンを最低温度で運転し、室温が5〜10℃以下にならないように設定しておくと安心です。
エルハウスで最近採用しているコロナ製エアコンは、
スマホから遠隔操作が可能なグレードのため、
茅野市の天気予報を見て「冷え込みそうだな」と思った時に、外出先でもエアコンをONにできます。
遠隔操作ができない機種の場合は、常時最低温度で暖房の運転がおすすめです。
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まとめ
冬場の長期不在時に気をつけたい凍結防止のポイントは以下の4つです。
1. 扉を開けて空気を循環させる
2. トイレは便座保温をON&蓋を閉める
3. 浴槽に10cm以上の残り湯を残しておく
4. エアコンで室内温度を5〜10℃以上にキープする
寒冷地では「ちょっとした工夫」で凍結のリスクを大幅に下げることができます。
ぜひ、冬のお出かけ前や長期不在の際のチェックとしてご活用ください!
その他にも
長期不在時以外で長野県で生活するうえで
行って置きたい凍結防止対策については過去のブログにまとめてありますので
是非そちらもご確認ください。



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