
玄関ポーチを あえて ウッドデッキにする意図
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
午後から 静岡県から移住をしようと計画されている方と打ち合わせでした
実際に建築をしたお家のご紹介。 紹介した理由は、
玄関に入るための外部のポーチを 通常は タイルで仕上げますが、
検討中の設計は、 ウッドデッキを利用した玄関ポーチです。
このデッキのポーチの感じの雰囲気と、ウッドデッキでの段差になる部分の
高さを確認して頂きました。
なぜに ポーチをタイルではなく ウッドデッキにするのかっていうことですが
雰囲気です。
雰囲気以外にはない、って言っても過言でないです。
玄関ポーチをタイルで仕上げると どことなく 硬くなるようなイメージを私は抱いていますが
この部分をウッドデッキにすることで 家の表情が柔らかく感じられます。
玄関前というのは 家の顔に当たる部分 真っ先にその家を見た時に、
目に入るのは 外壁の色やデザイン、玄関ドアの形状、色なのですが、 あまり ポーチに
関心を持ってみる方は少ないかとは思いますが、
ポーチという役割は除いて、 家の雰囲気は このポーチの素材や形状も影響を与えて
いるんだと思うからです。
土足でかつ、雨に打たれて と ポーチっていうのは使用頻度と 自然からの
影響を受け易い場所であるが故に タイル仕上げが一般的ですが、
あえて 一般的ではないことをやると、ガラッと 雰囲気が変わるのもです。
もちろん、近代的なシンプルな家を求めるならば、違うんですが、 温かみのある柔らかい
雰囲気を 家に入る前に感じてもらおうと、思い玄関前をウッドデッキに仕上げて見ました。