
「忘れていませんか」いい家が建てたたくて 移住をするわけではない
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
移住計画のスタート 本格化ですね。 おめでとうございます
2年前に 長野県に移住をと考え、一旦、賃貸で暮らされて、 土地を探されて
そして、新築完成とを迎えらてた H様ご夫妻。
お会いして第一印象、 あーー 似てる。自分に。安心感でした。笑
気難しい表情の方でしたが 話をしていくうちに 少しづつ 色々なお話も伺うことができ
とても気さくご夫婦。 とても仲の良い お二人っていう印象です。
誰しも、 建築会社を決めるにあたりは慎重に考えるものです。
間取りであったり 性能面であったり、価格面から
3社で迷われていることも 正直に打ち分けて頂きました。
私は まず思ったことは ここの土地を選ばれたことに対しての
思いを汲み取ろうと考えたこと、その点から間取りを提案させていただいたこと。
地形や風土、気候、 そして 情景です。
ただ、住めれば良い 性能がいいだけではダメではないか、 長野県に移住を
決心された点。それが今回 選ばれた場所がそのものではないかと 感じました。
ゆえに 風が抜けるような家にしてあげたい って思ったんです。
そして ちょっとした マルシェを開きたいというご希望。
玄関前で 集るようなエリアにを設ける、 これ、ポーチをウッドデッキにするという発想はここです。
農作業の途中で休めるスペース。 汚れた衣類、長靴、気にすることなく休憩がとれる
場所を作ってあげたかった。玄関の土間のスペースを広げた理由もそこ。
畑側に ウッドデッキも設け、そこから勝手口から室内へ、 すぐ近くに手洗い場所と。
そのような思いで設計をさせてもらった 間取り。
このあたりが気にって頂いたかなあって 勝手に思ってはいますが、
大事なことは やはり予算かと。
いい家が建てたたくて 移住をするわけではない、 いい家だったら何処でも建てることは可能。
第二の人生、やりたいことを全うできる家は 果たして性能がいい家なのか。
違うはず、 そこそこの性能を保ち、暮らし方にあった家にする、身の丈とは言いません、
次に叶える活躍ができる原資を残しながらも 安心した暮らしを送れる生活拠点。
それが 本来の移住計画の根底ではないでしょうか。