諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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「茅野市」で発見 国宝5体の一つ 仮面の女神 

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

 

縄文時代 八ヶ岳も裾野、諏訪湖周辺には 多数の集落があり 今でいう 東京の人口のように
国内で、最も多くの人が暮らす地域でした。

これは何の不思議でもない 暮らす環境として 最も適していた地域であったということです。
狩猟をする獲物、 暖をとる、煮炊きをする 原料の薪の確保、 そして 自然災害が少ない
という条件が揃っていた場所であったと予測できます。
また 切る、突く という道具に適していた 矢尻の材質、 黒曜石が 山から採取できる
という場所でもあったことからも 暮らす環境として適していました

茅野市では 縄文古墳群が多数、見つかっています。 故に 畑から 土器のかけら
ゴロゴロあったという話は 地元も人から多く聞かれます。

そんな中で とある畑から 大発見。 畑のおばさんが 何にやら土器らしき物が
埋まっている という 通報から とんでもない ことに。

後に 国宝となる 仮面の女神 土偶の発見でした。

偶然にも偶然、隣接に渡る道がありますが、この道のルート外れていたことで
この 国宝が発掘されたわけです。

余談ですが 茅野市への高速道路の開通は 何十年前まで 山梨県まで開通していて
いましたが なかなかその後の開通が遅れていた その理由は 原村などで
高速道路の工事に伴い、遺跡が見つかり 発掘調査が行われたことが理由のようです。

国宝 の 土偶、 存在は知っていましたが 発見から発掘 今にわたってきた
流れは知らなかった。
完全な状態で発見されたのではく、右足部分は意図的に 壊して埋めたらしく、
なぜ?そのようにしたのかは 不明ですが 意図的に破損を加えて埋設する文化であった
らしい。

現代のように 暦もない もちろん時間という認識もない。 太陽の動きだけ、
1日の太陽の動き 1年という認識があったかどうかは不明ですが、 太陽は1年後に
再び 同じ場所から陽が登る。 そのタイミングの今でいう 冬至を基準に。
縄文人は 冬至の日を大切に考え、一年という 始まりを崇めていたらしいです

そのような 様子がわかる 仮面の女神が 発見されて 中ツ原遺跡。
やく200軒ほど 住居あとが発見された遺跡。
歴史に触れてみる いい機会でした。

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