諏訪・松本の女性建築士ブログ|未来生活設計

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家スケッチ2

【茅野市・注文住宅】自由設計の醍醐味|CAD図面では伝わらないこと

こんにちは。
エルハウスの住宅コンサルタント
土橋千咲です。

家の提案はCADだけじゃない!
私達はお客様と家づくりの話をしていて、配置図、平面図、立面図、パースといった資料で提案をします。
今はCAD図面しか目にすることもないと思います。
しかし30年前にはCADの図面って珍しかったんです。
私達建築士は手描きで全ての図面を描いていました。
ドラフター、T定規、平行定規、三角定規などを使い、製図用のシャープペンで毎日図面を描いていました。
線や文字が図面らしくなるように訓練のように描いていました。
文字はちっちゃーく、四角に書いていたのでその癖が抜けていない人いて、図面を描いていた人かどうか字を見て分かります

先日いつものように図面で(私の場合は手描き図面です)で提案をしていたら、
お客様に「敷地にどう家が建つのか、通りかかる人や車からどう見えるのかなぁ」と言われてはっとしました。

私達は図面を見慣れているため、平面図や立面図でどんな建物か、周りとの状況など容易にイメージできるのですが、
初めての家づくりで仕事も図面とはかかわらないでいる方は「図面」ではイメージしずらいと思います。

パースといって立体的に描くイメージ図もあり、今はほとんどの会社で図面と一緒に提示すると思います。
昔はパース専門の技術者がいて図面が出来たところで発注していました。
しかし今はCADが進化して平面図を描けば立面図もパースもクリック一つで出来てしまいます。

私の個人的な思いもありますが、CADで描いパースって素敵に見えすぎて画一的に感じてしまいます。
そこで、お客様が求める周りの環境もわかる「絵」を描いてみました。
家スケッチ1
どうですか?
美大出身の私、図面より絵を描く方が断然好きです。
スケッチなのであまり描き込むところまではしませんが、敷地の周りの風景や建物や道など実際のスケール感や風景、空気を感じてもらえると思います。
家スケッチ2

パース

AIやCADにはできないこと、新しい家づくりの提案。
私らしい提案をしていこうと思います。

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