諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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コンクリートの解説を、わかりやすく

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀

外気温が 朝は0度以下にさがるような 陽気になりました
建築現場は、暑さのつぎには寒さ対策がかかせません、Jリーグも
秋冬春開催と 暑い夏場をさけてのシーズンに変えると発表がありましたね

建築には欠かせないコンクリートも 性質上 外気温に左右されるんです
簡単に説明をすると
コンクリートとは水とコンクリートを混ぜたもの、
型枠にながしこんだコンクリートは 空気にふれ、水が蒸発をしながら
固まっていきます。 水分の蒸発とともにコンクリートの強度がましていきます。

当然、夏場の気温が高いときは水分の蒸発がみるみるまにすすみ、冬場の気温が低いときは
水分の蒸発はすすみにくい、です。
完全に水分がなくなるのは 2,3年はかかるといわれています。

水分が多く含まれているコンクリートは 強度が弱い、 ということは
冬場に使用したコンクリートは良くない?ってことなんでしょうか。 いやいや
違います。 強度が増してくるまでに時間がかかるだけです。
時間だけかければ 夏場のコンクリートとまったく同じ強度になります。

ただ、外気温が零度以下になると コンクリート中の水分が凍る可能性があるんです。
水分が多いままだと凍てしまうリスクが増します。
そのことから 冬場と夏場では コンクリートの配合を変えます、 配合って?

配合とは コンクリートと水の混ぜかた(比率)を変えるんです。
つまり 冬場のコンクリートは 水分量を減らす、ということから コンクリート成分が多くする
専門用語では スランプ値 を変える 温度補正って いうんです。
こうしたことは 建築知識をもっていれば当然のことです。あたりまえ。

でも、もしこのことを知らずに夏場も冬場も同じコンクリートを使用しているとすれば
型枠を外す期間かなり長くとる、コンクリートに負荷をかけない つまり上棟を基礎完成後、
かなりの期間を空けるといった対策を講じます。

エルハウスの現場管理は、有資格者が管理しています。 正しい知識を身につけた
監督がしっかり現場管理をしています。
あなたが頼もう、頼んでいるメーカー、工務店の現場監督は 果たして有資格者なのか?
聞いてみましょう。

コンクリートの水分蒸発中に 凍結を防ぐために しっかり風があたらない
ように 養生をし対策をしています。

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