
別荘地における 建築計画
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
高原にいても ひなたは暑い、 気温は平地より 7℃低いそうですが、
とても そのようには感じられないほどの日差しです。 まだ 6月。まるで
8月のように 蝉の鳴き声が鳴り響いています。
以前のような、季節は完全に終わった思います。
建築予定のお客様と 建築地にて 建物計画を実寸から確認をしてきました。
まずは 重要なことは 隣地からの離隔です、建築場所によっては、○メートルは離すと
決まりがあります、この 離隔の位置、予め机上で考慮してはありますが、
机上と現地で敷地の大きさ、距離が異なることがあります、
実際に 現地で離隔距離にライン(糸)を張っての確認です。 障害となる草木を
払いながらの作業です。
次に、その離隔のラインを確認ができたら、そこに 建物(実寸)の4角の点を
決めていきます。 この時に 離隔のラインから 反対側離隔の確保できているのか
という確認をします
これで 4角が問題ないことを確認できました、 次には 建物4角と 道路、さらに
境界点と、さらに 中間地点などの高低差を計測していきます。
平地、分譲地などと違い、 別荘地内は傾斜が激しいため この高低差を計測する作業は
とても大切です。 この高低差から 建物位置を動かすこともあり得るからです。
車を停めて、玄関までのアプローチ、 傾斜に対して建物をどのように配置にするのか、
また どのよな造成をするのがベストなのか。
頭を悩ます場面です。 パット脳裏に思いつきますが、果たして その造成の形でやり方でいいのか
っていうのは、再び机上で検討もします。
ここがやり甲斐でもあり、悩む場面でもあるんです、 建築をするお客様は間取りは
描けても、 道路からの玄関、 建物と周辺の環境、状況からがわからない方が多いはずです。
坂を登って、下った位置に建物が建っている 出来上がってしまえば なんの疑問に
思わないかもしかしれませんが、その形状にするには 相当考え抜いて決めているんです。
この辺は プロの意見を取り入れた方がいいですね。