
風が通り抜ける家は・・
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
真夏の建築現場は 半端ない暑さに見舞われます。 一番の最悪の環境は
建物内に 断熱の施工前と サッシが取り付く前の この段階です。
風が全く入らず、 屋根からは 熱射がまともに室内へ降りてきます。
40℃以上の気温になっていることは間違いない。
そんな中でも 真面目に作業を取り組む大工さんは 不意な豪雨に備えて開口部分の 防水シートを
貼りっぱなしで作業中でした。
確かに サッシが取り付けられない状態で、開口部が開いたままですと 雨が室内に
吹き込んでくる。 ですが、
建物内は息苦しいほどの環境です、 大工さんに サッシが入らない状態であっても
作業で倒れられてはと思い、
防水シートをカットするように と 助言をしました。
1箇所を開けるより 対角上にある2箇所目も開口することで 一気に風が流れることを
身をもって体験した瞬間です。
そう、風が通るような設計は 窓の配置を対角に設置する これに尽きます。