100点の土地を探す人は、100点の家を建てられない。
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
「もっといい土地があるはずだ」
「あと少し待てば、完璧な条件の場所が出るかもしれない」
そうして土地探しに何年も費やし、家づくりが止まってしまう方を、私はたくさん見てきました。
はっきり言います。
「100点の土地」なんて、この世には存在しません。
もし100点を目指して探し続けているなら、
あなたは家づくりにおいて最も大切な「あること」を見落としています。
■ 土地は「一点物」。迷っている間に消えていく。
土地は、建物と違って代わりがききません。
世界に一つしかない「一点物」です。
「どうしようかな」と理屈で迷い、
ようやく「ここにしよう!」と決めたときには、すでに他の誰かの手に渡っている。
そんな光景を、私は嫌というほど見てきました。
チャンスを逃した後に残るのは、
後悔と、その期間に払い続けた家賃、そして上昇し続ける物価という現実だけです。
■ 理屈よりも「直感」が正しい理由。
日当たり、利便性、広さ、価格……。
あれこれ条件に点数をつけて比較するのは、一見賢いように見えます。
でも、人間の「住む場所」に対する感覚は、そんな理屈では測れません。
「なんだか、ここがいいな」 「ここに立つと、気持ちがいい」
その直感こそが、実は一番当たっています。
なぜなら、人間には「環境に順応する力」があるからです。
どんなに理屈で100点をつけた土地でも、住み始めればその環境に合わせて暮らしを作っていくもの。
逆に、少し欠点がある土地でも、
あなたの直感が「いい」と言った場所なら、その欠点すら愛着に変わっていきます。
■ 「土地で100点」を取ろうとする落とし穴。
土地に100点を求めすぎると、そこに予算を使い果たし、
肝心の「家」にかける情熱や資金が枯渇してしまいます。
土地は、あくまで家を建てるための「土台」に過ぎません。
土台に全力を注ぎすぎて、家そのものが妥協の産物になってしまっては、本末転倒です。
■ お節介を承知で、お伝えしたいこと。
焦る必要はありません。でも、立ち止まり続けるのはもっと危険です。
「言ってくれればよかったのに……」という後悔をしてほしくないから、私はあえてお節介を焼きます。
100点の土地を探すのは、もうやめましょう。
あなたの直感を信じて、その土地と一緒に「100点の暮らし」をこれから作っていく。
それが、毎日納得のゆく人生を送るための、正しいスタートラインです。

