諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

あなたの家の足元は温かいですか。　足元が冷えるために、家の中で、靴下やスリッパを履いている方も多いかと思います。
もちろん、冷えるから　という理由だけではないかもしれませんが、私個人としては、素足で過ごしています。
どうも、靴下というのが好きになれない、窮屈を感じるので。素足を好んでます。

せっかく、フローリングの家、素足であるいきたい　でも、真冬のフローリングからの冷たさが気になる　という方は
床暖房を入れるといいんです。

床暖房とは　フローリングの下にヒーターを敷設してフローリングの表面の温度を上げることはもちろん、部屋の中の空間を足元から温めるという暖房装置になります。床の表面が温まり空気の対流から下から温まって行きます。
ファンヒーター、壁掛けエアコンなどは温かい空気は上へ上へと上がってしまうために天井付近が温められて、床（足元）は
中々温まりにくいですが、床暖房は足元から温まっていきますので不快を感じないというのが特徴です。
一般的に多いのは外部にあるボイラーで不凍液を温め、温水を流します。そのほか、電熱線を埋設して温めるタイプもあります。

以上のことがメリットですが、デメリットは　導入のイニシャルコストが嵩むこと、床下に敷設するためメンテナンス性が悪いことです。あとデメリットととまでは言いませんが、床暖房の敷設してある部分に比べ　敷設なしの部分の足裏の感覚からの
温度差のギャップを感じやすいです。

そこで、床暖房を設置する際には、設置する場所が大切なのです。　家具を置く　設備機器設置の真下が温まっていても特徴を活かせません。　とかくキッチンのキャビネットの真下は不要です、ですが　キッチンキャビネッと、蹴込みと呼ぶキャビネットに対して５cmほど足元だけの凹みがありますが、この凹み部分につま先を置くために、つま先の部分まで温めておきたいところです。

工事中の現場で、床暖房の敷設する範囲の墨出し（位置決め）をしていました。この時の位置ですが、先にも書いた通り、キッチンのキャビネット位置寸法から、内に入るように施工者さんへの指示のためです。施工者さんに意図を伝えるより、ここに。と明確に
指示を出しておけば間違いはありませんね

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