アルゴンガス入り窓のメリットとコスト・複層窓との違いを徹底解説!
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
複素ガラス、2重のガラスのことを指しますが、その中身は。
窓はガラスサッシの時代から変わってきた
ペアガラス、トリプルガラスと、窓は単板1枚のガラスサッシの時代から変わってきました。
それにより、窓ガラスを通しての熱の出入りがしにくくなり=断熱性能が高まりました。
ガラスの枚数が増えたから?という言い方もできますが、正確には、ガラスの枚数が増えたことで、ガラスとガラスの間に空間ができ、その空間が断熱性能を高めたというのが正しいでしょう。
断熱効果を高める要因は何?
わかりやすく説明しますと、断熱効果を高める要因は、空気層、つまり空気の膜が寒さや暑さをシャットアウトする作用を持っているからです。
そのため、この空気層となる空間が大きく(厚く)なればなるほど、熱をシャットアウトできると考えて良いです。
つまり、ペアガラスの場合、ガラスとガラスの間の間隔が広く(厚く)なればなるほど、断熱効果が高まるということです。
ん?では、1cmより2cm、いや5cmくらいにすればいいんじゃないかと思うかもしれませんが、問題は真空にすることです。空気が動いてしまっては効果がないということです。
空気は動かなければ、金属に比べて1万倍ほど断熱性が良いと言われています。
窓ガラスの断熱性能が向上しています
現在、サッシメーカーの空気層の厚みは1.6cmです。過去のサッシを見ると、1.2cm、0.9cmと技術の進化が見られます。これにより、窓ガラスの断熱性能が向上してきています。
ガラスの間にアルゴンガスを入れることで、さらに性能向上!
この真空状態のガラスの間にアルゴンガスを入れることで、さらに性能が向上します。
詳しくは、こちらをご覧ください。 LIXIL 窓まわり 樹脂窓EW 参照
一軒あたり、アルゴンガス入りのサッシに変更すると、5万円から10万円コストがアップしますが、数値から見れば効果があることがわかりますね。
樹脂窓にはアルゴンガス入りが標準となっていますが、複層窓は標準でアルゴンガスなしです。細部までこだわるかどうかという問題ですが、窓ガラスだけの話を聞くと、アルゴンガス入りが良いと思うかもしれません。しかし、壁内の断熱材も同時に性能向上を図らないと、無駄になる可能性があると私は思います。
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