テレワークの家

これからのライフスタイルのカタチ|ライフとワークの共存

エルハウスは、創業20年。諏訪地域、松本地域で注文住宅を建築する工務店です。
今回は、住宅模型をご紹介します。

この家が生まれたコンセプト

 今回ご紹介するお家は、2020年に発表した新商品、「テレワークの家」です。新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの方が自宅でのテレワークを強いられたのではないでしょうか?

テレワークを導入することで、職場までの往復の通勤時間・費用を節約でき、その分を家族や自分のための時間に充てられる、育児や介護との両立が可能など、さまざまなメリットに改めて気付かされました。これまでは仕事をするために職場へ行くのが当たり前でしたが、場所にとらわれずに働く「テレワーク」がスタンダードになっていくでしょう。

テレワークの家 外観

テレワークの家 ウッドデッキでテレワーク

アパートであれば、仕事専用のスペースがあることはほぼ無く、多くはリビングや寝室などを仕事スペースとして利用せざるを得ないです。一人暮らしなら問題はないでしょうが、家族と生活をしていると理解を得られないケースもあるかもしれません。

また、一戸建てに住んでいる方でも、建築当初に自宅で仕事をするということを想定してテレワークスペースを確保していた方は少ないでしょう。
このような背景から、エルハウスではご自宅で仕事をすることを想定し、ワークスペースを完備した「テレワークの家」を開発しました。

家族とのライフとテレワークを共存させる家

「テレワークの家」と銘打ってはいますが、ワークスペースが家づくりの中心になってはいけません。あくまでも家族とのライフがあって、そこに無理なくワークスペースを取り込んでいくお家が理想です。自宅でのテレワークを快適にするためには、やはりワークスペースを個室として設けることが一番です。個室であれば周りの音などを気にすることなく、Web会議があっても集中できます。一緒に生活をしている家族にとっても、余計なストレスを感じずに済みますね。
もちろん、生活環境によっては、小さなお子さんの世話をしながら、家事を合間にしながら、仕事をするという方もいます。そういった方には、あえてリビングにワークスペースを設けるという選択もありです。将来的には、お子さまが小学生・中学生と成長する中で、勉強スペースとして利用することもできます。
コンパクト ベッドルーム

ただし、何も考えずにワークスペースを追加すると、その分坪数が増えるため費用がかさみます。各部屋の役割を明確にして、寝るためだけの寝室はコンパクトにするなど間取りにも工夫が必要です。

その他、標準仕様として、Web会議中など手が離せない時でも荷物を受け取るための宅配ボックス、新型コロナから学んだ感染予防の観点から空気清浄機を採用しました。

外観のデザインと間取りの解説

自然に囲まれた環境で綺麗な空気の中、太陽の光や爽やかな風を感じながら仕事をする。そんなことが当たり前の時代になりつつあります。自然に調和するような落ち着いた外観、広めのウッドデッキを設け、家の中と外との繋がりを持たせます。間取りに関しては、家事動線を意識した設計にすることで家事の負担を減らし、時間を有効に使えるように考えられています。


テレワークの家 外観模型

外観のデザイン

外観はいたってシンプルです。天窓を設けて太陽の光・熱を積極的に取り入れています。屋根形状は棟の位置をあえてズラシて、南面を大きく見せています。太陽光パネルを設置して、電気の自給自足も可能です。

テレワークの家 1F

1階

1階には、LDKと水廻りを配置。お家に帰ってきてすぐに手洗い・うがいができる位置に洗面スペースを設けています。また、家事動線上にユーティリティスペースを設けることで「ゆとりある時間」を手に入れられます。リビングは吹抜けにより開放感を得られ空間を広く感じることができます。(1Fの画像を拡大表示

テレワークの家 2F

2階

 2階には、主寝室+WICと洋室+クローゼットが2つ、そしてワークスペースを配置。ワークスペースを個室とすることで、集中して仕事に取り組め、家族へも余計なストレスを与えずに済みます。一見して収納が狭いと感じるかもしれませんが、収納は広ければ良いわけではありません。限られたスペースにすることで、本当に必要なものしか持たない生活を維持します。(2Fの画像を拡大表示

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