忘れ去られた、大切な「区切り」の正体
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
すっかり忘れていた ということはありませんか。 ついこの前まで意識していたこと
ですが、 その日を迎えて あら?? すっかり忘れてました。 という今日でした。
「この日までに、これをやっておこう」 「この日が来たら、あれを始めよう」
そう、私たちが普段意識している「区切り」とは、たいてい未来に向けた行動のトリガーです。
ところが、人間というものは本当に不思議です。
未来を想像し、過去の経験を脳内に書き換える力を持つ一方で、無意識の習慣には簡単に逆らえません。
私が意識からすっぽり抜け落ちていたのは、まさにこの「無意識の習慣」が原因だったのかもしれません。
脳は、いつもと同じ行動パターンを繰り返すことで、
エネルギーの消費を抑えようとします。
新しいことを始めるための「区切り」が来たとしても、昨日までと同じルーティン
、昨日までと同じ思考の再現を優先してしまう。
その結果、「今日からやろう!」と決めていたことなのに、目覚めて、朝食を食べて、会社へ向かう一連の動作の中で、その大切な「区切り」の記憶は、どこかえおしやられてしまいます

