諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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「茅野市」 歴史ある集落を散策 笹原地区

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

 

地域のことを どのように発信をしていくか、 自分の住んでいる地域を
こんな感じに ストーリーをつくりながら 紹介ができるのか、関心でした

茅野市の笹原地区 観光まちづくり協議会の方に 約2時間あまり、
笹原地区のご紹介を受けてきました。
「まちぶら」ってことです。 普段は外国籍の方の観光が多いらしく、
久々に 日本人だということで 安堵されていました。

笹原地区は 茅野市の集落のほぼ一番高い 奥にある集落です 標高1,150mと高地であり
お湯の沸点が 96℃  らしいです。 人口 262人  開村380年と歴史がある集落です。
元々 500年前は 殿様の鹿狩場としていたことから 開拓の際は 侍が主になり
新田の開発にあたったそうで、 開拓者は 誰でもよかったというのが
殿様の狩猟地であったことから 他の開墾地域とは 大きく異なる点です

笹原地区には 豊富な水が流れる水路が整備されており 古くから 農業、生活が
しやすい環境となっていたそうです。
集落の家々には 土蔵があり 土蔵があることから 裕福な家が多いという証拠でもあり
土蔵に施されている こて絵 という絵が描かれた漆喰の芸術も 裕福さの象徴と言われる
由来だそうです。 全国的にも 少ない 有数の地区ということです

笹原地区には お寺も共同墓地がなく 先祖から続くお墓があり これは 開拓当時からの
先祖が建立した 各家のお墓が今でも守られているのも特徴らしいです

作家の藤原てい さんの生家があるのもこの笹原地区です

近年 移住される方が多く 空家が人気になっているとか 5名ほどの方が
空家が出るのを待たれている様子で、街並みの雰囲気と環境に魅力があるんでしょう。

何よりも 自分が住む集落を物語る事ができるように 案内をされるという活動が
成果として表されているんではないでしょうか。

歴史的な集落は沢山あります。 古民家の話ではないですが、 古いもの壊す、新しくする
これは簡単な事ですが 古き良きものを 守り、残す、語る これが課題ではないでしょうか。

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