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エルハウスの仕様決め|コーディネーター

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。

仕様決め楽しそう!
先日、エルハウスの岩谷さんが仕様の打ち合わせをしていて、
楽しそうにやっていたので思わず写真を撮らせてもらいました。

私はコンサルタントになる前6年くらい前までずっとエルハウスでコーディネーターをしていました。
800件以上になります。
仕様決めは丸々一日かけて外観からインテリア、照明までその家の仕上げを決めていきます。
多い時は月に10軒くらい仕様決めがあり、3日しか打ち合わせが無い日がない月もありました。

そもそも私はインテリアが専門ですので打ち合わせも楽しくて、
いろんな提案や挑戦をしてきました。
特に壁紙、カーテン、照明を決めるのは本当にワクワクします。

エキスパートの時代は終わった
以前のエルハウスはそれぞれの分野のエキスパートが自分の分野の仕事のみを全力でやる会社でした。
それが相乗効果になり、かなり効率的な仕組みとなっていました。
その組織、仕組みは全国でもかなり有名でした。

しかし年月が過ぎ、各エキスパートも年を取り定年を迎えたり、
違う道を歩むことになったりと環境が変わりました。
一人の力量に頼りすぎていたせいもあり、その後穴の空いたポジションの後継者がそこまでの技術、知識を得るには差がありすぎてしまう状況になったこともあります。

そんな中で私はコーディネーターをしながらコンサルタントに挑戦することになりました。
コーディネートはプロフェッショナルな域まで達していましたが、コンサルタントは0から。
必死で勉強し、コンサルタントが楽しく、これが自分がやりたかった事だと思えるようになりました。

そして今エルハウスは一人一点集中的なプロ集団ではなく、
社員一人一人が2つ以上の分野の知識と技術を持つ会社になりつつあります。
実際自分もコーディネーターと設計という2分野をやっていたことがコンサルタントとしての地力になっています。

エルハウスも新しい仲間が加わり藤森さん、岩谷さんとコーディネーターを引き継ぎ、
それぞれ現場監督、コンサルタントに並行してチャレンジし実力を付けています。

昔はエキスパートが重要視されていましたが今は多能工でなければ時代に対応できません。
2つ以上の仕事を通して初めて相手のことを知ったり、協力したり、思いやったりできます。
しかし長い時間働くとか負荷をかける訳ではありません。情報がいつでも誰でも得ることができる現代のツールを使うことで可能になったとも言えます。

私もコーディネート、設計、コンサルタントとやってきた事を伝えていく、残していく、これからの人のために足掛かりになるものを作る新しい事に挑戦中です。
前を見ながらも、やっぱり仕様決めは楽しそうだな〜とちょっと羨ましかったです。

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