お客様の声 CASE002

諏訪・松本で注文住宅を建築する工務店エルハウスのお客様の声|下諏訪町萩倉注文住宅

エルハウスは、創業20年。諏訪地域、松本地域で注文住宅を建築する工務店です。
今回は、南箕輪村のH様のお宅を取材させていただきました。

信州の四季を満喫!「いつも」が楽しいスローライフの家

薪ストーブ、カエデのフローリング、あらわしの梁、土間と、夢のすべてが詰まったH邸の1階。“お転婆さん”の初季ちゃんが伸び伸びと遊べるように、空間を広く使える間取りにした。

ローコスト住宅“をベースにした自然に溶け込む”森の家“

「うーちゃん、何つくってるの?」「ハンバーグだよ!」食べもの屋さんに憧れる初季(うぶき)ちゃんの〝システムキッチン〟はパパのお手製です。田舎で育ち、ハンドメイドの家具や雑貨のぬくもりを大切にするご夫妻は、〝森のような場所〟で季節を感じながら子育てをしたいと、鹿や猪も姿を現す山あいの集落に土地を購入しました。
思い描いた田舎暮らしは薪ストーブ、土間、無垢の床、あらわしの梁、広い庭。「とても手が届かない」と思っていた当時20代の夫妻の目に留まったのが、自由設計の〝ローコスト住宅〟を謳うエルハウスでした。
同社の家には、カーテンや照明といった内装材が標準で装備されています。ご夫妻は随所にこだわりを実現するため、まず間取りを決め、見積額を超えない程度に仕様を変更することにしました。照明はコネクターのみの施工、洗面台もカーテンもなし。その分のお金を無垢のリビングに回します。インテリアはお気に入りを自分たちで調達し、棚やタンスは暮らしの中でゆっくりと揃えていく予定。奥様は日曜大工の好きなご主人の腕にも期待を寄せます。
こうした変更を、担当の久江さんは快く受けてくれたと言います。「逆に提案もしてくれました。悩みどころが増えたりもしましたが、それも含めて楽しい家づくりでした(笑)」。
ご夫妻が久江さんを信頼する背景にはある出来事がありました。着工を待つのみという段階になって、自分たちで探してきた土地が取得できなくなったのです。ご主人はやる気をなくし、進展のないまま1年弱…。
「契約を破棄されても仕方のない状況でした。でも、久江さんから『違約金をいただくのは簡単。でも、もう一度土地探しから始めませんか』と言ってくれた。その励ましがなかったら今の家はありません」。
広々としたリビングで飛んだり跳ねたりしている初季ちゃんを目の端で追いながら、奥様は「今は幸せ。毎日、いいね、と言い合いながら暮らしています」と、大きなお腹に手を当てます。お腹の中にはもうすぐ生まれてくる初季ちゃんの妹。暖炉に照らされる家族4人の姿を思い浮かべ、信州の厳しい冬もいつになく待ち遠しいH家です。

 


/一見風景画のように見えるのは南に面した大きな窓。採光と景色を楽しむ目的で、開閉しないフィックス窓を採用した。「春はコブシや桜、夏は青々とした山、秋は紅葉と金色に輝く田んぼが見える。雨の日もいい眺めです」とご主人。

薪ストーブ/夫妻にとって田舎暮らしの象徴である薪ストーブ。秋が深まるにつれ家の中の暖かさを実感するというご主人は、外に温度計を置いて屋内外の温度差を数字でも確認してご満悦。「氷点下を切る冬が楽しみです」

作業小屋/ご主人手づくりの薪小屋と製作中の作業小屋。薪割りのため建築中から足を運んでいたご主人は、現場の大工さんからいろいろと家づくりのアドバイスを受けることができたという。現在空いているスペースには畑やピザ釜と、夢は膨らむ。
明るくシンプルな子ども部屋。
2階の床材は合板を使用しているが、
幅が広めで色合いも無垢材に近いものを選んだ。
初季ちゃん、妹のお世話の練習かな?

 


キッチン/仕切りの造作壁をなくした開放的なキッチン。料理をしながらリビングの子どもを見ることができ、また窓の景色も眺められる。食器棚は作りつけにせず持ち合わせを利用。

ショーケース/土間に置かれた蛍光灯付きのショーケースは骨董品店で購入したもの。夜間はこれだけ点けると間接照明の雰囲気に。

リビングダイニング/キッチンに面したスペースはリビングダイニングの予定だったが、手持ちのアンティークな家具や椅子を置いてくつろぎの場に。本を読んだり、暖炉を眺めたり。

 


手作りキッチン/こちらはご主人がつくった“うーちゃんのシステムキッチン”。蛇口もひねられる本格的な仕上がり。製作期間は延べ3日。

土間/明るくモダンな土間は庭に直結し、泥だらけでも気にせず屋内に入れる。冬場は薪置き場にも。断熱材の施工面積を増やすために急遽小窓の下まで床を渡したところ、土間に下りることなくドアを開閉できるので結果的に便利になった。

書斎/「ちょっと狭いけど僕の書斎です」。釣り、スノーボード、日曜大工など、ご主人の趣味の道具や本がぎっしり。棚は後からご主人がつくったもの。「ベニヤといえども下地に穴を開けるのに抵抗があった」ため、木材を組んで製作した。
後方の白いトタンの柵は猪よけ。「柵のそばに座っている鹿を家の中からみんなで見ました」

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