諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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【骨折入院日記】35日目|治療は第2段階!回復には時間がかかる話

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。

自然治癒回復は時間がかかる

私は順調に回復していますが、結局この治療は、自然治癒に時間がかかるものです。

今回の骨折は右足のすね(膝から下)にある、脛骨と腓骨という左右の骨が完全に折れてしまいました。
脛骨は太い骨で、腓骨は比較的細い骨です。

脛骨にはプレートとビスで固定していますが、腓骨はその細さから特別な処置を施していません。
そのため、骨がずれないように自然に治るのを待つのが一般的な治療法です。

このため、回復は時間との戦いです。
現在は治療の第2段階にあり、骨芽細胞が変化するのを待っている状態です。

骨折の治癒

骨折の治癒は、炎症期・修復期・リモデリング期という3つの段階で進み、それぞれが、重なりながら治っていきます。
骨は常に新陳代謝を繰り返していて、折れた部位分にできた新しい骨はさらに長期に渡って作り変えられ、やがて、ほとんど元どおりに治ります。
骨は再生能力が高い組織の1つなので、適切な治療さえ行えば、骨折後も多くの場合は正常な機能を取り戻します。骨折部では骨髄から出血して、血腫という種々の成長因子を含んだ凝血塊ができ、骨折部の周囲組織の炎症がおさまるとともに様々な細胞が増殖して骨癒合に向かいます。また骨折部周辺の骨膜にある骨膜細胞が骨芽細胞という新しい骨を作る細胞に変化し、骨の形成を始め、骨の修復が始まります。 『骨折とは 骨折ネット:引用 』

第1段階【炎症期】 骨折直後から2~3週間
大きな外傷に基づく骨折部では炎症症状が現れ、また骨髄から出血して、血腫という種々の成長因子を含んだ凝血塊ができます。
やがて、炎症がおさまるとともに血種内の血小板などから出てくる成長因子が様々な細胞を増殖させます。第2段階【修復期】 骨折して数日後から数週間
骨折部周辺の骨膜部位分にある骨膜細胞が骨芽細胞という新しい骨を作る細胞に変化して、新しく作った軟骨の鋳型を骨で置き換える様にして骨の形成を始め、骨の修復が始まります。第3段階【リモデリング期】数週間~数カ月(場合によっては数年)
軟骨から骨に置き換わった脆弱で、変形・デコボコの見られる骨折部の骨が元々の骨に近い形の強い骨に変化していきます。
もう一度、形を作る(リモデリング)第3段階は年余にわたって続きます。

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