古民家を構造的に補強しながら再生する技術
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
古民家を蘇させる技術を学びに 愛知県の 新和建設さんに訪問させて
いただきました。
完成をした古民家は いくつも拝見はしていますが、 また、改装中の状態を
動画、写真などから情報は得ていましたが、 実際に現場で起きえることが
直にみて 脳波の蓄積をしておきたいと思ったのが理由です。

訪れて まず わかったことは 築年数が古い家ほど、実は 再生がしやす
ということです。
その地域での建て方にもよるのかもしれませんが 実務者の方から、
一定の法則のように 建てられているから 大凡の改装のプランが建てやすいということ。
通し柱という 地面から天井 小屋裏までを貫く柱が これが最低4本はあり
この柱さえ抜かない ルールとして プラン変更が可能だとか。
他の柱については 元々、強度はないものとして 抜くなり 残すなりから
プランを考えることだそうです、
この柱の位置を見極めるのが経験値だそうですが、 時には 解体をしていく途中で
予想外のこともあるそうです、
まずは 古民家を 柱立ての状態まで解体をする 柱、屋根、外壁(一部)だけ残し
骨組みだけの状態にする

古民家は 基礎と呼ぶ家を支える基礎が 石であったりすることから この部分を
基礎に変える技術が まさに目からウロコ。
基準とする床の仕上げの高さを決める
必然と床を支える土台の高さが決まる、 家を支えている通し柱の下に基礎をつくれば良いの
だから まずは通し柱の下部を カットする。
あくまでも 石の上に乗っている通し柱の下だけ まずは 基礎を作る。
カットしたあと ジャッキアップで 柱を持ち上げる 浮かしておく
その下に 鉄筋、型枠を入れてから コンクリート流す、 基礎が出来あがると
ジャッキアップをした柱を降ろす。 ここで重要なことは
家全体の通し柱の全てを同時に行わない、


通し柱も シロアリなどの被害も受けている場合は その部分を取り除き
補強の材木を継ぎ足す ここは大事。
また
南なら南側だけとか 全ての柱を持ち上げると 家が倒壊するかもしれない
一箇所、とか 二箇所づつとか。
ジャッキをおろせば 新たに 家を支える通し柱の下に コンクリートの基礎が
出来上がる。


次に 通し柱と通し柱の間に 基礎を作る
この段階で 家全体の土間も ベタ基礎のように作る ここで 土台の下となる
立ち上がりとなる基礎 も 型枠を入れて作る。
コンクリートを流仕込み 型枠が外れたところで 土台を敷き込む。
ここで 注目する点が 現代の木造建築では土台の上に通し柱がのっていますが
古民家再生では 通し柱へ土台が刺さる というイメージ。つまり
土台は 通し柱がある部分では 土台は一旦途切れるということ。
そそ、ここがわからない部分だったんだよね。
下の資料は わかりやすい 一連の流れ。

次回へ続く

