諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 大怪我 骨折の日から180日目

大怪我 骨折の日から180日目

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

180日目 というのは私にとって一つの節目、今年の1月29日に 骨折という大怪我をし
未だに走ることはできす、回復に向けてリハビリに通っています。
なぜ?180日なのか それは 障害保険の治療期間が終わる期間。 そう、明日からは
通院しても障害保険の適用を受けることはできません。 つまり 180日あれば 個人差はあっても
生活に支障がない状態に復帰できるだろうってことを指しているんだろうと思います。

180日目、ずーっと行きたかった山歩きに行ってみました。 さて、現状の状態でどこにいこうか?
そう、まだ片足立つことがままならない右足、不安はある。 そこで、短い距離で、もしもがあっても
どうにか下山ができる山は?
そう、ゴンドラで上がり そこから往復4kmちょっとで、しかも まずまずの眺望を堪能できる、
入笠山に決定。

入笠山 富士見パノラマスキー場の頂上の上にある山、 ゴンドラ往復券2,000円を購入、
頂上駅にゴンドラで上がります。 ちなみに、ゴンドラ頂上駅の少し先には 乗用車でもいくことが可能ですが
登山らしくというか、雰囲気も楽しみたかったので 倹約せずにゴンドラで山頂を目指しました

昨年からトレッキングポールは持たずに歩いて登っていたのですが、ここはやはりトレッキングポールは
欠かせない。 いつも違和感が付き纏っている右足。 一歩、一歩、足元の凹凸を気にしながら歩きます
とかく、平坦、アップダウンが少ない前半の道は歩きやすく、助かります。

入笠山に来るのは2回目、前回は元旦初日の出の時、 一面雪で覆われていたのいで
山頂に向かう道のりは全く違った。

頂上駅から降りるだけで、素晴らし、やっぱりいいよね、と感動。
歩き始めると おー、この森臭さの香りが懐かしく、足元のふかふかの地面の感触も懐かしい
歩きながら あの怪我の時のこと、入院生活を送っていた時の寂しさと、苦しさ、どうしたらいいのとと
経て腐り気味に陥った自分、退院しても松葉杖の不便な生活を強いられ、家の中では這いつくばっての生活
苦しかった、といういうか 誰にもあたることができずに、自業自得の結末。

でも 時間が経つと忘れてしまう記憶、 起き上がることを許されなかった
2週間、 寝返りができずに、床ずれ寸前の状態で発狂思想のあの時、 車椅子に乗れるように
なって 日光を浴びることができた瞬間、 シャワーを浴びることができたスッキリとした感動、
毎晩の高熱で苦しむ謎の合併症、 ほとんんど寝ることができなかった3週間。
コロナ感染騒動に巻き込まれた後半の入院期間
あー、1月28日 そう怪我の前日に戻したい、いや、あの滑走直前の心、行動、戻せるものなら。。
戻らない、現実を受け入れて今こうして、こうやって、短い距離ですが 山頂を目指して歩くことができるようになった
この幸せ。

こうして林の中を歩蹴るのは 家族や周りの人の支えてもらい
今もリハビリ指導をしてくれている療法士さん、そんな人達のことを思うと 胸が熱くなりました。

「ありががとございました」

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ