寒冷地における 床暖房のランニングコスト 熱源別
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
朝から 県外の方に建築候補地をご案内して来ました、 現地に行くと。。あれ？？
隣地は畑であるのですが 建築をされるような 縄張りがされており
これなら すぐ隣に家が建つ なら わざわざ この場所にせずとも と 辞める決断、
即決でした、
購入を決める前で良かった、 宅地分譲地なら 空いている土地であってもいずれかは
建築をすることは 覚悟の上で土地を購入するのですが、 隣地が畑であれば、
予測もつかない です。
午後からは 建築を決めて頂いているお客様と、仕様について打ち合わせでした
そこで 新たな案が 暖房についてです。 暖房、いろいろある
のですが
足元からの暖かさと 今まで自宅で採用されていた 床暖房から
再び 床暖房を検討することに。
床暖房とは 床を温める方式です ゆえに足元からポカポカした
暖気が上へ上へと 上がっていき 空間を暖めていきます。
床暖房は 電気式と温水式があり、 電気式とは 電熱線がフローリングの
下側に敷き詰められています。
温水式は 温水の通パイプが フローリングの下に配管をされています。
暖房をしたい範囲が狭い また 低コストで実現をしたいときが電気式、
一方 広範囲を暖めたい ときは 温水式です
温水式ですが、 熱源が 灯油、ガス、電気（ヒートポンプ式）にわかれます
これについては イニシャルコストもありますが ランニングコストが最も重要な
ことです
以下の条件で
床暖房の1か月あたりの
ヒートポンプ式、灯油ボイラー ガスボイラー ランニングコストを計算します
灯油 1l＝130円
ガス基本料金 1500円
ガス使用料金 1m3から７ｍ３ 480円/m3
8m3から20m3 380円/m3
21m3から30m3 300円/m3
電気代
60A契約 基本料金 1926円 30円/kw
1. 値 0.35 の時の「熱損失係数（ 値）」は？
値（外皮面積あたりの熱損失）を、 値（床面積あたりの熱損失）に換算する必要があります。建物の形状や窓の大きさ、換気システムによりますが、一般的な高断熱住宅（、HEAT20 G2/G3レベル）の場合の目安は以下の通りです。
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換算式（目安）:
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一般的な住宅では、外皮面積は延床面積の 3.0 〜 3.5 倍程度です。
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24時間換気（0.5回/h）による損失を加味すると、 の時の 値は約 程度になります。
今回は、より実態に近い数値として 熱損失係数 を用いて再計算します。
2. 暖房に必要な熱量の再計算
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床暖房エリアの面積 :
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熱損失係数 :
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室内と外気温の温度差 :
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1日あたりの稼働時間: 10時間
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1か月（30日）の総熱量 :
暖房のエリアの面積 66m2
Ua値 0.35
室内と外気温の温度差 18度
その結果
3. 【基本料金込み】1か月あたりのランニングコスト比較
| 項目 | ヒートポンプ式 (電気) | 灯油ボイラー | プロパンガスボイラー |
| 機器効率 | COP 4.0 | 85% | 89% |
| 使用量/月 | 147 kw | 69.4 L | 24.0 m３ |
| 従量料金 | 4,410 円 | 9,022 円 | 9,300 円 |
| 基本料金 | 1,926 円 | 0 円 | 1,500 円 |
| 合計コスト | 6,336 円/月 | 9,022 円/月 | 10,800 円/月 |
電気とガスについては 基本料金が含まれいますから 基本料金とは
他のもので使用するためには 発生します
