集成材を使った美しい家づくり 大断面集成材工法 とは?
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
木造建築というと
木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法(でんとうこうほう)を簡略化・発展させた構法で、在来工法(ざいらいこうほう)とも呼ばれている。木造枠組壁構法がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造であるのに対し、木造軸組構法では、主に柱や梁といった軸組(線材)で支える。設計自由度が比較的高めの工法
(ウキペディア 引用)
柱や梁を伝統工法から引き継がれた継手・仕口といった、ほぞ・ほぞ穴による接合方法を基本とし、接合部をノミや、ノコギリを使い 削り、切り 抜けにくい形にして組み合わせているのが特徴です。仕口で代表的なのが
「蟻」がけ と 「ホゾ」「相欠」 これは、機械で刻むことができるので多くはこれです。 大工さんの手刻みで見られるのが 「鎌」がけ。どれも釘を使わず組み合わせることができることが特徴です。
この仕口にたいして、 仕口部分を金物に変えて接合する工法に 大断面工法という集成材を使った工法があります。ドリフトピンという金属棒を使い 材木を削ったり、掘ったりするようなことなく 集成材同士を接合させます
特徴は、材木の欠損が少ないこと。それと 集成材を使うことで 木造建築であっても大空間をつくることが可能。
先日、勉強会を開催させて頂いた会場の 塩尻市のえんテラス が 大断面工法による建物でした、木造の露出が
沢山みることができ、すごく気持ちい空間が広がっています。 20年前くらいに、現場監督時代、何件かこの大断面工法で家を建てたことを思い出しました。 2間(3.64m)のスパンで規則正しく柱が立ち、箱を組み合わせたような設計が とても美しい建物でした。
構造に興味がなくても、ここを訪れると普段見慣れた住宅とは違った雰囲気が これから家を建てる方は
一度訪れてみてほしい と 思い紹介したくなりました。 一般の住宅でもこの造りは実現できます。
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