
2025年10月から適用、新たな太陽光の買取制度を検証してみた結果
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
目まぐるしく 色々な制度が変わっていきます。
太陽光発電の買取制度が変わります。
太陽光発電 10kw以上、以下で 買取制度が異なります、私たちのような住宅では
圧倒的に10kw以下です、
この売電の制度は 10年間は ちょっとお高い価格で 発電をした電力を買取、11年目以降は 安い価格で買い取る
という制度が 確か?20年以上前からあった制度です。
この買取制度は 毎年毎年 減額されてきており とうとう、今年度は 1kw辺り15円です。 11年目以降は
1kw辺り 8円前後。 約半分になり 20年目で終わりです。
この買取制度が 来年度 大きく変わります。
1年目から4年目まで 1kw辺り 24円で買取 それ以降が 8円か9円という 今までには
なかったパターンになります
で、この制度に変わったときに、 10年間の売電額が どう変わるでしょうか
例えば 5.44kw の発電とします こん発電容量で 1年間で6800kw発電です、このうち
30%が自家消費として使用されますから 4760kw が 売電をする容量です。
これを kw 辺り 15円 x¥ 4,760kw =71,400円 これは1年間 の売電額です
15円での売電額は10年間続きますから 714,000円の収入となります
次に 新たな制度になると
24円x 4760kw=114,240円 これが1年間の売電額です。
24年での売電額は 4年間しか適用になりませんから 456,960円
残りの6年は 9円としましょう、 9円X4760kw=42,840円 これ 6年間 257,040円
最初の4年間の売電額と合わせると ・・・ 714,000円です
という結果です。 同じです。 では、どうして・・・。制度を変えたのか・。
そう、太陽光発電への普及が再び加熱してきたことへ さらに訴求を一気にするには、
15円の買取より 24円で買い取る という見せ方ですね。