D X化でいない 現場、物作り。
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
オンラインでの 県外の方と間取りについての打ち合わせでした
設置する予定の家具を決められていますので、それぞれの家具のサイズを入力して
置きたいスペースに配置が検討ができる、これも 手書きで間取りの作成していた
頃と比べて、間取りのソフトを使うことで、タイムリーに検討をすることができます
建築というと 実際に縮尺をした模型を作成をして、動線、家具配置を確認をしていた
あの頃は って 何だったんだって、ここ数年で ツールやソフトを使うことで
時間も短縮された上に、わかりやすいと実感です。
一方で なかなか進化してこないのが 建築をする 造る工程のような気がします。
在来工法、工場でプレカットという 材木を加工したものを現地で組み立てるだけという
スタイルになり、もう、何十年も前からこのやり方、
現地で組み立てずに工場で組み立て パネル化として組み立てる というやり方も
でてきてはいますが、搬入の問題、コスパの問題から 平準化するには 難しい。
室内も大工さんが 石膏ボードを一枚一枚 貼っていく。 このスタイルは昔から
変わらない。内装も 1巻づつのクロスを職人さんが細断をして手作業で貼っていく。
石膏ボードにクロスが貼られた材料もありますが、、クロスの柄が限られていることと
実際に施工した時には 慎重かつ丁寧にボードを張り上げる必要があるので、
作業のスピードとするとかえって遅くなる。
うーん なかなかどうして、と いう感じ。
手作りの部分を機械化する 分業制にするか はたまた 全く違う工法 家づくりを考えるか
難しい。 造ることを機械化が出来ないのが 進化していかない要因であることは十分理解は
できているのですが、 常識とは違う発想を用いないと 進化できないな。
日々、模索です。と呟く。

