諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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新築の注文住宅では2つの基本を守れば、強度の強い家が出来上がる

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

お客さまと間取りの打ち合わせをしていて、構造強度のことについてお話をする機会がありました。毎回、どこまでお伝えをすれば良いか迷ってしまいます。私たちは、あたりまえに考えていることですが、お客様から素人の方の立場で考える、構造強度はプロなんだからなんとかできるでしょ、と思うはずですし、使用する材の寸法や工法を駆使すれば、実際に構造の強度を維持する事は可能です。
基本中の基本の構造を語る上で、建築にはモジュールという決まった寸法があることは知っていましたか。

まず、モジュールっていうのはなぜあるのか?  日本での一般の建築において 尺モジュールが使われています。
これは、畳のサイズが 910ミリX1820ミリ なのです。日本では多くの建材が 例えばベニア板も このサイズの物が多いです。このサイズ以外の建築をすると 端数が生まれ材料費がかさみます。

この他、メーターモジュール という 1000ミリX2000ミリ =1mx2mと表現したほうがわかり易いですね、存在します。ハウスメーカーなどは、このメーターモジュールを採用していることが多いですが、尺モジュールに比べて、建物自体が、20%ほど大きくなります。

インチという インチモジュールもあります。これは、2x4工法でよく見られます。北米でのインチ法に基づき
814ミリまたは、1,218ミリを基本としています。

方眼紙を思い浮かべてください。濃い線の四角に囲まれたマス目があります。その中に薄い点線でさらに小さいマス目があります。 最初に間取り図を考える時に、この濃い線をどのモジュールにするのか?それは自由ではありますが、基本、壁となる位置は この濃い線に沿って部屋のサイズ、廊下の幅、階段の幅を決めていきます。
これが、基本です、そして、1階も2階の壁となる位置をこの濃い線を守って書いて行きます。
「方眼紙」の画像検索結果

もちろん、お持ちの家具を設置したい関係からや、家全体の大きさを小さくしたいなどの理由から 濃い線を
無視して、薄い点線を壁のラインにしたい時もありますが、とにかく、濃い線だけしか壁を造ってはいけない
と思って 一旦、間取りの全部を仕上げておきます。これは、構造的な強度を維持するためにの基本です。

次には、守ったほうが良いというルールがあります。 2階建ての建物であれば、1階の壁のラインと、2階の壁のラインが同じ位置にくるように考えます。 仮に、方眼紙の濃い線を無視した位置を壁のラインとしていたら、1階、2階の壁の位置がずれる原因になりますので、注意しなくてなりません。
この、1階、2階の壁ラインのずれは、構造強度に影響を与えかねませんから、強度面を重視するのであれば
優先したいところです。

間取りを考えたことがある、実際に書いたことがある方はわかりますが、100% 1階と2階の壁のラインが揃うことは難しいのです。それは、1階は広〜いリビングが欲しいと思い壁をなくしていますが、2階は個室が欲しいためリビングの大きさのではなく リビングの大きさの半分、もしくは三分の一の大きさの部屋となることが多く、この時点で、2階の壁のラインの下には壁がない、つまり 壁のラインがづれ始めの要因ですが
ある意味仕方ありません、ですが、方眼紙の濃い線だけ守って書かれた間取りであれば良しとします。
問題ありません。
では、これはダメですというは、例えば、1部屋の大きさを方眼紙のマス目 (濃い線)が 縦横から見て
どちらも4マスを超えないこと、仮い縦方向が6マスであったら 横方向は4マスを超えないこと。
縦横逆だとしも同じことです。

ここまでのことは、あくまで構造強度の基本です、 守れるならこれらを守ったほうが良いですが、基本から
逸脱したとしても、材料補強などから 構造の強度を維持することは可能です。

 

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