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完成見学会へはなぜ行くの? 小屋裏活用を確認するためです

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

小屋裏の利用をしている家を多く見かけるようになりました。 某ローコスト系のメーカーさんで、小屋裏収納の
装備の家をシリーズにしているせいかな? とおもいます。

小屋裏の収納ですが、天井の高さが低いことに注意していただきたいのです。 天井の高さは 1.4m以下に
抑えている建築がほとんどかと思います。 これは、小屋裏という空間の高さからこの天井高にしているという
ことではなく、 建築基準法から、1.4m以上の天井高になると、3階たての扱いになることから、木造建築では
3階建てになると構造計算からの強度証明が必要になることで、計算手間などを省くためが目的です。
無論、屋根の角度を急勾配にしないと、天井高を1.4m以上確保するのが無理ということもありますが。
(ロフトのタイプも同じです)

もう一つ、面積も制約があります、 最下階の面積の 1/2以下に抑えることも建築基準法に定められています。
もっとも、1.4m以下も天井では大人は立ってあることは不可能ですから 大きい面積の小屋裏があっても、這いつくばるか、しゃがんでの移動を強いられるので、使いづらいとは思います。

小屋裏に上がるためには、階段を設ける、または、梯子または、収納型の梯子を設けますが、階段であると
階段分のスペースを2Fの床で確保しなくてなりません。 1Fから2Fへの階段の上に2Fから小屋裏までの階段を
確保することで、2F部分床面積を階段のスペースとして犠牲にすることなく設けることができますが、
1Fの床上から 屋根面まで筒状の吹き抜けができることから、構造の強度を考えるとあまり好ましくないです。

吹き抜け(階段)は、 床に穴が空いている状態と同じですから、 水平(横揺れ)方向からの力が加わった時には
不利に働きます。 でも、不可、ということではないです。
このようなことが気になる時には、収納型の梯子を設置する方法があります。使用する時は、天井面にあるフックに
操作棒で蓋を下げるように降ろし、その蓋部分の裏に梯子が収納されていますので、降ろして使うようになります。

一見、面倒くさい、と思うかもしれませんが 小屋裏はあくまで収納です。
しかも、普段使うような物を収納することは少なく、1年に1、2回しか使用しない物、また、捨てるのは惜しみないような物を収納するといった活用をであれば全く、問題はないのではと思います。

9月11、12日 2日間に開催をする見学会のお宅では、この収納型の梯子を設置した小屋裏収納を作りました。
使い勝手は無論、小屋裏の活用術のヒントを探してみてください。

 

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