諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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新築の注文住宅だからこそ 屋根の角度1つでも、打ち合わせを繰り返す重要性

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

お家の外観を決めるときに、左右される形の一つの屋根の形状があります。
昨日、午後1時から5時過ぎまで、とあるお客様のリモートでおうち合わせをさせていただきました。詳細の棚の高さや、置く予定の家具のサイズにに始まり、床板の色などでしたが、終盤に 家の屋根形状からの角度の話になりました。

ご提案しているおうちは、2階部分の屋根の角度を 4寸勾配切妻形状(三角屋根) 1F部分の羽根出している屋根は
2寸勾配の部分と、1寸勾配の部分と2種類です。
お話の内容から、1Fと2Fの屋根の角度を揃えなくてもよいの? ということの相談からです。

そこで、一般論から申しますと、それぞれ独立している屋根の角度が同じであることは、違和感はだれも感じない
無難であることは間違いないでしょう。
ですが、間取り形状、1Fの部屋が大きく出ているときには、屋根の角度をきつくすればするほど2F部分軒先と
1Fの屋根が壁に取り付く部分の距離が少なくなり、そこに窓を設置したくても、高さが低い小さい窓しか取り付ける
ことしかできなくなります。
また、全体の形状の屋根が立ち上がる部分が多く目に入るために、聳え立つような、違うかな?コテってとした不安定な家に見えてしまう というのが私の感想です。

でも、これらも、屋根の形状を(流す方向)を変える、 屋根の頂点(棟)の位置を変則的に変えることで
解消できることもあります。基本は、家の幅に対して 中心の位置に棟を配置することが望ましいのですが・・。
これらの棟の位置を中心から変えざるおえない要因として、家の間取りの 間 がくずれたときにおきます。
一方向からだけではなく、二方向から見ての話です、そこに、壁の凹凸も加わったりすると 家の形状を整えるために、原則から外れた手法を取ります。

外観形状から 間取りへ・・を考えるとこのような問題は減りますが、どしても間取りを考えて、そこに屋根を
載せる、合わせるということが多くなってしまいます。
お客様と打ち合わせをしていく中で、その部分を説明するのが一番難しいと感じます。家の形で生活を送るのではなく、間取り(使い勝手)が優先をしたいというのは正しい考え方からです。

今回、設計者としてこれ2F、1F屋根の角度をあえて違うものをご提案しました。もちろん、理由も添えてのお話を
させていただきました、もう1つ、1F、2Fの屋根の角度を同じ物の図面を作りお見せしました。
正直、私自身も迷うところもありますが、複数のパターンであっても、それぞれベストの状態を示すことが私の役割であり建築主様(お客様)の意向を汲み取り、納得していただける準備をする、提案をする ということを
今回の打ち合わせでの 改めて感じました。

設計とは、1つではない。複数の形、パターンが出来上がる。それぞれの目的、理由を、複数ある。
一緒に感がえ、一緒に悩む その時間があるからお互いの信頼が深まります

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