諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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電気料金値上げの理由から 家づくりへの新しい考え方

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

日本の電力事情が悪いってしっていましたか。 いや、世界的を見ても電力事情が良くないみたいです。
1月6日の首都圏で降雪があったとき、電力使用率が97%まで上がり、停電になる寸前だったらしいです。これは、脱炭素を目指す
影響です。 過去、余剰電力8%を目安に発電所を稼働させていたらしいのですが、今、3%程の余剰で発電所を稼働させている問いことです。老朽化してきてる発電所を止めているそうです。3%の余剰は、停電ギリギリの余剰の数字みたいです。

停電は困るのですが、もっと困るのが電気代の高騰です、東京電力によると、一般家庭での電気代の平均が 昨年の1月と、この1月と比べて、1300円も上がると見込んでいるそうです

東京電力管内の標準家庭の電気料金は今年に入って1,054円、16.7%増加しており、2021年11月の電気料金は7,371円になる。このほか、中部電力7,026円、関西電力7,007円、九州電力6,699円となる見込みだ。今年に入ってからの値上げ幅は10社平均で12.3%と10%を超えている。値上げが止まらず、その結果、東京電力、中部電力を除く8社はこの5年間でもっとも高い水準に達している。(エナジーシフト 9月の掲載記事 引用)

では、なぜにこんにも電気料金を上げざる終えないのでしょう、
電気を作るもとの燃料費が原因です。 国内では 原子力もありますが、多くは化石燃料に頼っています、石油、石炭、LNGをこの3種類を原料とし火力発電を行なっています。火力発電ではCO2の排出量を削減できず、かと言って自然エネルギー発電で全ての電力を賄うには程遠く、2050年までに自然エネルギー発電を増やしていく計画のようですが、やはり火力発電が主となることから
脱炭素の目標に向けてのCO2削減をするのには、石油、石炭よりLNGがCO2の排出量を削減できることから、燃料をLNGに多く頼っているというわけです
LNGとは 液体天然ガス 石炭より CO2排出量を6割低減) 

このLNG はオーストラリア カタール、アメリカ、ロシアなどから輸入に頼っています、各国からの需要が高まっていることから
燃料費が高騰しています。これにより、電力会社も価格を値上げせざる終えない状況です。
中国では、昨年、大規模な停電が起きました。 LNGに頼ると発電コストが上がるため、急遽、石炭の採掘を増やしたそうです。
結局のところ、脱炭素を目指す煽りは、私たち消費者に 電気料金の価格面で負担がかかっていることは、誰もが提言しています

12月末、 中部電力は、6ヶ月連続で値上がりを発表しました、これで 昨年と同じ月で比べた場合 1492円の値上がりになります

2050年 脱炭素を目指し続けることは明確であり、 燃料費も上がることは明確であると思うことから、
家づくりを提供する私たちは、 建てればよい、住めれば良い といった家を提供することは 無責任に過ぎます。
建築業界全ての会社は一定基準以上の上を提供するべきですし(ローコストの家は疑う)、目先の予算にとらわれるのでなく、将来必ず掛かるランニングコスト分の上昇を考えて、今建てようとしている住宅のコストがかかったとしても 先行投資だということを
伝える必要があります

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■場所:長野県茅野・富士見地区
■日時:2022年2月12日(土曜日)〜20日(日曜日)
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