お客様の家 CASE012

諏訪・松本で注文住宅を建築する工務店エルハウスのお客様の声|茅野市注文住宅

エルハウスは、創業20年。諏訪地域、松本地域で注文住宅を建築する工務店です。
今回は、茅野市のU様のお宅を取材させていただきました。

三角形の土地で叶えた庭を楽しむゆとりの生活

お嬢様と3人暮らし。生活リズムが異なるためそれぞれの個室を用意したが、リビングで一緒に過ごす時間も多い。リビングをはじめ、屋内を特徴づけているのは濃淡の美しいフローリング。ひと目で気に入ったこの木目をベースにして内装を考えた。15cmとかなり広めの板幅が木目の美しさを際立たせている。

変型地にすっぽり入った使い勝手のよい四角い家

「以前住んでいた市営住宅は3DK。広い上に家賃が安かったんです。本気で一生住もうと思っていました」。ところが、家賃は年々上がり、次の更新で最初の年の3倍以上の金額になることがわかりました。それならば現行の家賃程度で返済していける我が家を手に入れようと、急きょ家づくりに取りかかったのだと言います。
土地は、奥様の実家から譲り受けた適度な広さの三角土地。「変型だけどかえっておもしろいのでは」とご夫妻は考えました。近所で開催されていたエルハウスの見学会で富永さんに出会い、三角土地のことを話したところ、〝近くだから〟とその場で見に来てくれることに。「富永さんが〝この土地、いいね〟と言ってくださってからトントン拍子です。会社選びの決め手は富永さんの行動力です」とご主人が振り返ります。
細長い三角形の土地ですが、試行錯誤を重ねた結果、車3台分の駐車スペースをとりながら、建坪約坪の家を建てることができました。しかも変型土地によくある凸凹な家ではなく、奥様の希望だった〝四角い家〟をクリアしています。


間取りは、「家は動線が一番大切」という富永さんのプランが気に入り、ほぼそのまま採用しました。中でも奥様が助かっているのがキッチンと水回りの近さです。しかもそれらが直結しているのではなく、ワンクッションとしてホールが間に入っている点が便利だと言います。「朝は、脱衣室とトイレが絶対にバタバタするので、リビングやキッチンと直につながっていないほうが絶対にいい。ただ、扉は開けておきます。洗面で化粧をしながらダイニングの子供の様子がわかるので、〝早くしなさい〟と声をかけたりしています」と、近さだけではない間取りの良さを感じています。
内装は、全部1色というのはおもしろくないので、部屋ごとにアクセントカラーを入れたり、模様の違うクロスを使っています。
一方、ご主人のお気に入りは、信州の山並みを見渡せる眺めのいい庭です。長方形の上物を切り取ったあとの三角の庭ですが広さは十分。四季折々の庭木を植えてなお、テーブルセットを置く余裕があります。ここでコーヒーを飲みながら一服するのが至福の時。「夢が叶いました。何も言うことはありません」。マイホームの幸せをかみしめるご主人です。


LDK/16畳のLDK。手前の扉は玄関ホールにつながっており、奥の扉は水回りと階段に面したホールとつながっている。二つの扉を結ぶ線が動線になるため、ソファを端に寄せてスペースを取った。ソファは脚の取り外せるタイプで、コタツを置く冬はローソファとして使用。

和室/田植えの時期には親戚が寝泊まりするため6畳の和室を用意。リビングと雰囲気を変えるため黒茶の廻縁を使い、キリっとした印象に。


キッチン/3人暮らしであるため収納は比較的少なくて事足りる。標準装備の吊り戸棚をはずし、その分の費用で後ろのボードを延長した。寒さが厳しい地域であるため、勝手口はあえてつくらなかった。

玄関/開放感のある玄関は、「 玄関が狭くてリビングが広いというギャップがいいという考え方もあるけれど、私はきゅーっとした玄関は苦手 」というご主人の要望。シュークロークには衣服をかけるほか、野菜などを置く。

階段/白と茶の2色づかいで階段の見た目を美しく。最初は木目柄の茶色1色でしたが、蹴り込みを白にしてリズミカルな雰囲気を出しました。(ご主人)


洗面・脱衣室/脱衣室が狭くならないよう収納棚などは設けず、タオル類はホールの階段下収納にしまっている。

バスルーム/水回りは茶系を配色。「 浴室が木目だと水垢が目立ちません。木目を縦にしたのは、広く感じられると思ったから 」とご夫妻。

個室/寝室を設けずそれぞれの個室を用意した。壁の一面だけアクセントカラーを入れ、ご主人はジャイアンツカラーのオレンジ、それぞれが好きな色を選んだ。


2階ホール/納戸をやめてサンルームにした。洗濯干しは夜のうちにすませて、朝の忙しい時間を節約したいという奥様の要望。脇に棚を造り付けて、アイロンがけなどに利用している。

広いお庭/三角土地の角を生かした広い庭は、道上にあるため眺めがよい。広葉樹や花木の幼木を植えて四季の風情が味わえるようになるのを楽しみにしている。「 生け垣が育って目隠しになったらバーベキューをしたいですね」とご夫妻。リビングの掃き出し窓に縁台をつける予定。


外観/三角土地に建つU様邸。 2本の道路から見えやすい和室の前には、目隠しとしてモミジを植えた。窓が多いため、アクセントカラーを入れずシンプルに白でまとめている。

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