諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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現況渡しと書かれている 土地を購入するときの覚悟。

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

売却地 購入にあたって現況渡しって 書かれていることは なんのこっちゃ??
この部分を理解できていない方が多いと感じましたので書きます。

現況渡しですから 石ころや 雑木や、物置など その土地にあるものの
状態で 売却をされる という意味でもありますが、
いや そこはちょっと違いますが、そのような意味もあるという前提で、

まずは 不都合であろうと思われる物などの除去は お願いをすれば
交渉すれば 取り除いた状態で売却をしてくれます。

あれ? じゃあ、現況渡しってなんだろう?ということになりますが
土地で一番重要なことは どこからどこまでが その土地なのか と示す
境界杭の存在です。
この境界杭を 法的にはっきりとしないまま 売却をするという意味が強いです。

で 法的に。。ということですが、 法的に境界をはっきりさせるには
測量から 隣人関係者と 境界立ち合いをして、はじめて 境界が明確になるんです

つまり 現況渡しとは、 測量はしない という意味です、
ですが 実際に売却をする土地の 隣にコンクリートの壁画あったり、
水路があったり、道路があったりと どう見ても、そこが土地の境界であるだろう
というケースは多いです。

この場合でしたら、 測量をしたとしても 境界が変わることは稀ですが
隣地も更地、さらに 周辺で境界だと疑えないようん状況であれば
どこから どこまでを購入するんだ という疑問を抱くでしょう。

現況渡しだから と 言われたままでなく、 不動産の売買として
せめて ここからここまでが 境界という目印を入れてください とお願いはできますよ。

ただ、何度も言いますが これは 任意の境界であるということ。です
法的に証明がなされた境界ではないということ。

法的にはっきりと境界を決める時は、 境界ラインに沿って 工作物を設けるときには
将来のトラブルを避けるために、法的にはっきりさせておくべき、
測量、立ち合いを依頼すると 数十万の費用が必要ということも認識をしてくださいね。

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