
国内の住宅事情を簡単にまとめました
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
全国から工務店が集まり 都内で勉強会です。
欧米諸国と 日本では リノベーションと新築の割合がまったく異なります
3割がリノベ 7割が新築 これが国内の事情です。
LCCM(エルシーシーエム)(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO₂に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO₂排出量も含めライフサイクルを通じてのCO₂の収支をマイナスにする住宅です。
「国交相HPより引用」
住宅建築において 全体を見据えてCO2削減をしていかないとという見方です。
新しい家を建てるとなると 新しい材料の加工も必要、原材料も必要、強いては その物を作る時に
排出をされるCO2 この辺りからも 検討を考える必要があるようです。
とかく 新築を建てる感覚できている工務店、ハウスメーカー この理由は 新しいものを使った
方が 楽であり かつ 利益額としても多いからです。 しかし、
新築ばかりでは 社会全体として 良いのか と 問いかけられた内容です。
今ある物を生かす この辺りを私たち工務店は 真剣に考えていく必要があると思いました。
国交相は 温暖な地域ほど、 住宅改修が必然と見ているようです。
住宅の環境としてワーストは隣県の 山梨県 四国の香川県あたりもそのようです。
過去、 冬場においての環境面から 今の住宅になっていることは間違いありません。
裏付けとしては 寒冷地の北海道が一番 改修をせずとも という住宅事情のようです。
住宅改修、改善は CO2削減ということもありますが、健康面への影響という見解もあります
実際に、 室内でのヒートショックによる死亡は増加しています。交通事故死の方は 減少しています。
健康でいることは、 病院に行く回数、移動する回数も減る こじ付けのような話ですが、
病院、移動手段のCO2削減につながるのではないでしょうか。
GX志向型住宅への補助金 窓リノベの補助金 これらの目的は
住宅事情の底辺の底上げが 目的だと 今回の話を聞いて思いました。
寒冷地の地域より 温暖な地域の住宅の方の環境を変えていくことが、CO2削減に対しての
影響が大きいと考えからのようです。
そこが政府の狙い だったのかと 確信をしました