諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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アパートを訪問して再認識!リビングがある家とない家、大きな違いとは

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

忘れていた感覚。

結婚当初は2DKのアパート生活でした

私が一戸建てのマイホームに住んでから、早いもので25年が経過しました。
当然ながら、結婚した当初は2DKのアパート住まいでした。

「DK?」そう、Lがないんです。Lとはリビングのこと。
当時、リビングはダイニングの続き間にある一部屋を利用していました。
しかも畳の部屋だったので、そこにはこたつを置いていましたね。

その隣には襖で仕切られた個室がもう一つあり、そこが寝室でした。
集合住宅の賃貸では隣人との音が気になったので、一戸建ての賃貸を探し、確か家賃は4万円ちょっとだったように記憶しています。

アパートを訪問して再認識!リビングの有無は超重要

お客様との打ち合わせがあり、お住まいのアパートを訪問しました。
内装はリフォームされていたのか、とても綺麗な作りでしたが、やはり居住空間としては狭いなと感じました。

お部屋は6畳間が2つあるようでしたが、リビングがない点が一戸建てとの大きな違いだと思いました。
以前、マンションのお宅にお邪魔した際には、リビングというスペースがしっかりとあり、アパートとの違いを改めて感じました。

リビングの有無で、これほど空間の広さを実感するものなのかと驚きました。
完全に一戸建てに慣れてしまい、「一戸建てボケ」をしていた自分に反省です。

建築士より、お客様の方がリビングの重要性を理解されていたかもしれない・・

普段から家づくりのアドバイスをしている立場でありながら、リビングの重要性について麻痺していたように思います。
口では「LDK」と提案していますが、その本当の価値や有り難さをお客様にしっかり伝えられていなかったのではないかと感じました。

むしろ、私の話を聞いてくださっているお客様の方が、リビングの重要性を何十倍も理解されていたのではないかとすら思います。
設計士として恥ずかしい限りで、心の底からリビングの大切さを伝えられていなかったのかもしれません。

LDKの並びを一直線にワンフロアで希望するお客様が多い理由は、賃貸住宅でリビングがない不便さや、ダイニング兼リビングという現実を経験されているからだと思います。
畳数や大きさの問題ではなく、「リビングが欲しい」という切実な思いからきているのです。

「14畳は狭い」「16畳が適切」など、サイズ感の話ではなく、本質的にはリビング空間が求められているということです。

一方で、我が家の10畳のリビングを改めて見てみると、物で溢れかえっているのが現実です。広ければ広いで荷物が増え、実際に使用しているスペースは4.5~6畳程度。

そう考えると、残りの4畳分にかけた建築費は、物を置くだけのために投資したようなもの。これって無駄だよね、とつい思ってしまいます。

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