諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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【農地編】安さの裏にある、半年待ちの「試練」を知っていますか?

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

信州の風景に溶け込むような、広い農地。
「ここを宅地にして家を建てられたら、どんなに贅沢だろう」と夢を見る方は多いです。
しかし、そこにはプロでも神経を使う、大きなハードルがいくつも存在します。

■ 「青」か「白」か。それが運命の分かれ道。
農地には、大きく分けて「青地」と「白地」があります。
もしあなたが気に入った土地が「青地(農振農用地)」だったなら、覚悟が必要です。

「青地」は、国が「ここは農地として守る場所」と決めている土地。
そこを宅地にする(農地転用)のは、非常に難儀です。手続きだけで半年から1年。
最悪の場合、「やっぱり建てられません」という結論になることだってあります。
「すぐにでも家を建てたい」という方にとって、この「時間の壁」は最大の試練になります。

■ 見えないコスト、40万円の「測量」という出費。
農地は、代々受け継がれてきた古い土地が多く、
隣との「境界点」がはっきりしていないことがよくあります。
そうなると、測量士を入れて、隣人と立ち会い、測量をやり直さなければなりません。

その費用、およそ40万円前後。 土地代が安く見えても、
こうした「目に見えない手続き費用」を加算していくと、
結局は普通の宅地を買うのと変わらない、あるいは高くついてしまうこともあるのです。

ライフライン 上水道、下水道の 整備も必要です、
一概には言えませんが 100万円から200万円の費用を
覚悟しなくてはなりません。

■ それでも「農地」を選ぶ、唯一無二の贅沢。
ここまで厳しい話をしてきましたが、農地転用には、それを乗り越えるだけの「価値」もあります。

それは、「圧倒的な開放感」です。 分譲地のように隣家が迫っている場所とは違い、
周囲からぽつんと離れた、独立した住環境を手に入れることができます。
広い庭、遮るもののない視界、信州の山々を独り占めするような暮らし……。

手間と時間、そして費用をかけてでも「この景色、この環境は譲れない」という方にとって、
農地転用は、最高の人生の舞台を作るための「価値ある挑戦」になります。

■ プロの目利きを、味方につけてください。
農地は、素人判断で手を出すと火傷をします。
「安いから」と飛びつく前に、まずは私たちに相談してください。
そこが「青」なのか「白」なのか、境界のリスクはどこにあるのか。

毎日納得のゆく人生を送るために。 まずは足元の「色」を見極めるところから、誠実な家づくりを始めましょう。

 

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