ビル風の原理
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
午後からの打ち合わせに合わせて、早朝、都内を出ました。
都内 以外に寒い ビル風ってことでしょうか、
ビルとビルと空いた隙間から風がピューピュー 吹いてくる感じです。
風の通りって不思議なものですね
ビル風がなぜ強く感じるのか
都市部でよく経験する「ビル風」は、単に風が強いだけでなく、
建物が風の流れを遮ったり、
形を変えたりすることで発生するいくつかの物理的な現象が組み合わさって起こります。
なぜあんなに強い風が吹くのか、その主なメカニズムを4つに分けて解説します。
1. 剥離流(はくりりゅう)
風がビルに正面から当たると、ビルの角を回り込もうとします。このとき、角の部分で風の流れが建物から離れ、狭い場所に勢いよく流れ込むため、流速が急激に上がります。これがビル風の最も一般的な原因です。
2. 下降気流(かこうきりゅう)
高いビルに風が当たると、行き場を失った風の一部が壁面に沿って地面に向かって吹き降ろしてきます。これを「ダウンウォッシュ」とも呼びます。上空の強い風がそのまま地上に叩きつけられるため、非常に強い突風となります。
3. 谷間風効果(たにまかぜこうか)
2つのビルが並んで立っている場合、その間の狭いスペースに風が押し込まれます。広い場所を流れていた風が急に狭い通路に集まるため、
ホースの口を絞ったときのように風速が加速します。これは物理学で**「ベンチュリ効果」**と呼ばれます。
4. 吹き出し流
ビルの背後(風下)は気圧が低くなっています。
そのため、ビルの脇を通り抜けた風が、その気圧の低い背後へと吸い込まれるように流れ込み、複雑で強い渦を巻くことがあります。

