諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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信州の冬は「スペック」ではなく「太陽」と暮らす。

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

「長野は寒いから、とにかく窓は小さく、断熱は厚くすべきだ」
一般的にはそう言われます。 しかし、私は少し違う考えを持っています。

信州の家づくりにおいて、 本当に大切なのは「数値」だけではないからです。

■ 窓は「熱を逃がさない」ためだけにあるのか?
省エネの観点だけで言えば、窓は樹脂サッシで小さく作るのが正解かもしれません。
でも、それでは信州の美しい眺望や、
あの澄んだ冬の日差しを遮ってしまうことになりませんか?

私は、この地の気候や環境を「楽しむ」ための窓こそが、
信州の家にふさわしいと思っています。

■ 諏訪の「晴天率8割」という宝物。
ここ諏訪地域は、冬の晴天率が8割を超えます。
これは都会にはない、大きな大きな恵みです。

都会のデザインをそのまま持ってくるのではなく、
この地の風土を知り、冬の日差しをたっぷり室内に取り入れる。
太陽の力で室温を上げ、暖房効率を高める。

スペックという「守り」だけでなく、 自然の力を借りる「攻め」の設計こそが、
信州で賢く、豊かに暮らす秘訣なのです。

■ 「初期投資」と「毎月の支払い」のバランス。
もちろん、光熱費が抑えられれば、レジャーや趣味に回す余裕ができます。
しかし、光熱費を極限まで下げようとすれば、
家の本体価格(初期投資)は跳ね上がり、毎月のローン支払いが重くなります。

「将来の光熱費」のために「今の暮らし」を犠牲にする。
それは、私の本望ではありません。 どちらを優先するかは、
お客様それぞれの人生観で決めていい。
私たちは、その「納得のゆくバランス」を一緒に探したいのです。

■ 足元を固め、エネルギーを創る。
もし、外構にお金をかけて「かっこいい見栄え」を気にするなら、
私はまず「エネルギーを創り出すこと(自給自足)」、 そして「足元を固めること」を勧めます。

豪華な門扉を作るよりも、 地面をコンクリートで仕上げて使い勝手を格段に良くする。
シンボルツリーを1本植えて、季節の移ろいを感じる。

そんな「実益」と「情緒」を兼ね備えた選択こそが、
信州の地で背伸びをせずに、 毎日を納得して生きるための、一番の近道ではないでしょうか。

 

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