如何に古民家を甦らせるか
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
古民家を 構造的観点から 強固にするには 新たに壁を設けることですが
この壁の設け方は 設計から 計画的に 壁の位置を決めていく、
ここの脳波は 現場施工ではなく 設計力となりますが、
ここで 現場力としての問題は 古民家は 2階の床を支える梁以外に 鴨居となる
大きいな梁が低い高さに入っている、 これが 現代の木造建築を大きい違い。

この梁があることで 家を全体を支える 構造壁として捉えるのが どう 考えるのか
という部分である。 筋交を入れる壁は 縦横比という 壁の幅に対して 壁の高さの規定がある
構造壁は 基本 900m m以上 高さは 3.5倍以内と定義されている
ただ 幅を600mmも構造壁として計算に入れられるケースもある。
構造壁を どのように設けて補強をして行くのか
ここで グレーだ部分のようですが 構造壁最低の幅は決まっていても また
最高の高さは決まっていても 最低の高さは決まっていない。 ですが
感覚からして 構造壁の高さ つまり 筋交で突き上げた部分の高さは
2階の床面あたりまで もしくは 屋根を支える梁の高さまでなくては
家を支えるための 役割不足である。

このことを補うには 筋交を設けた壁の梁の上からさらに 2階の床の高さとなる
梁までを 構造面材で繋いでしまうこと、 これは 行政の解釈は異なるそうですが
このようなケースで良いらしい。

筋交に さらに 制振装置 マモリーを設置していました。 マモリーは 構造の計算とは
関係はありません。

構造壁が不足している時は 新たにこんな感じに 構造を壁を
設ける これも プランニンングに左右される

また 土壁となる壁も 残すこともポイント。 土壁も 構造壁としてカウントが
できるため。
古い汚い と言って 壁を壊さない 壊さずに 上から塗り直す、もしくは
新たに石膏ボードなどで 覆ってしまう、 これも 脳波の一つですね

つまり 構造的に補強も加える 古民家再生技術は
プランニングの前に 古民家自体で 新たに設ける壁の位置を検討をしながら
間取り、動線を計画して行くこと。
構造壁となる壁があるなら、 ここをトイレにしよう、風呂場にしよう という
ようなことになる、当然、ぶち抜いても良い既存の壁もあるわけで、
相対的に 古い家をほど 柱だけで 家自体の構造を支えているために、
ぶち抜ける壁が多いと思う、 切断してはならない柱だけを把握すれば良い とも言い換えが
できる。

最後に 今、改修の建築は 建築確認が必要、不要というケースがあります
昨今、建築確認は 構造についても問われます。
建築確認申請を通すために 古民家などの再生は この構造強度の証明が非常に難儀な点です
であれば 建築確認が不要な状態での 再生をしながらも ある程度の強度を確保する。
グレーゾーンでありますが、 実務者の意見で言えば いかに 建築基準法の中で うまく
再生をするのか
過半数の構造をいじらない 階段を残す 屋根をいじらない というような グレーではありますが
これも 再生をする脳波でもあると思います


