諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 建物登記に関しての 流れを解説
施工例|下諏訪町の注文住宅ならエルハウス

建物登記に関しての 流れを解説

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

建物登記に関して 続 です

では 建物の登記は誰がするのでしょうか

一般的には 土地家屋調査士さん 司法書士さんに依頼をします。
ご自分でも できますが  権利部に関しては 司法書士さんに依頼を
せねば なりません。

まず、 権利部とは・・ということですが
これは 抵当権の設定です。 つまり 住宅ローンの借り入れを行うと
金融機関の抵当権設定が必須です。 万が一 支払うことが不能になった時に
誰が この建物の所有を、権利を主張することができるのか という 証明をする
役割があります

1. 誰に頼む? 登記の2つのステップ

登記は内容によって、担当する専門家が分かれています。

ステップ①:建物の形を登録する(土地家屋調査士)

  • 名称: 建物表題登記

  • 内容: 「どこに、どんな構造で、どのくらいの広さの家が建ったか」という物理的な状況を登録します。

  • 期限: 完成から1か月以内。

ステップ②:権利を登録する(司法書士)

  • 名称: 所有権保存登記

  • 内容: 「この家は私のものです」という権利を確定させます。住宅ローンを借りる場合は、あわせて「抵当権設定登記」も行います。


2. 登記にかかる費用の目安

費用は大きく分けて**「実費(税金)」「報酬(専門家への支払い)」**の2種類があります。

費用の種類 内容 目安(一般的な新築住宅)
登録免許税 国に納める税金。建物の評価額によって変動します。 住宅ローンがある場合、数万円〜10万円超
専門家への報酬 土地家屋調査士や司法書士に支払う手数料です。 合計で 10万円 〜 20万円前後
その他実費 登記簿謄本の取得代や通信費など。 数千円程度

. 手続き全体の流れ

一般的な住宅購入・新築の場合のスケジュールは以下の通りです。

  1. 建物完成・引き渡し前: 土地家屋調査士が「建物表題登記」を申請。

  2. 住宅ローンの実行直前: 司法書士が「所有権保存登記」と「抵当権設定登記」の書類を準備。

  3. 代金支払い(決済)の日: 司法書士が立ち会い、その日のうちに法務局へ書類を提出。

  4. 約1〜2週間後: 登記が完了し、**「登記識別情報通知(いわゆる権利証)」**が手元に届く。

 

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ