
引き違いサッシの 気密への可能性に迫る。
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
サッシについて 再三、気密を求めてるなら 引き違いのサッシは
不利になる ということを話をしてきました。
引き違いというと 左右にガラス戸が動く至って普通の形状。
一般的に、多く使われる窓形状です。
引き違いのメリットは 風を取り入れたいとい時に、大きい開口を
つくることができ、 サッシのサイズが大きくなればなるほど、
その開口部は大きく確保が可能となりまます。
また、掃き出しサッシの呼ぶ、 バルコニーや デッキ、外へ出入りを
する箇所には、玄関ドアに匹敵するほどの大きさの 出入り口となることで、
使用勝手が良い と言うのが特徴です。
ですが、 可動域が大きくなると ガラス障子戸は 構造上、
隙間が出来やすくなリます。
左右のガラス障子が互いに 引き違う部分のめし併せの部分、ガラス障子を動かす
戸車のと言う 上下のレール部分との取り合い、そして、ガラス障子の戸先が たて枠に
あたる部分。
可動域部分から 隙間が正直やすくなるのです。
一方、ドアのように稼働する 縦滑り、横滑りサッシでは 構造、稼働が違うために
比較的、隙間を出にくい構造になっています。
このようなことがわかっていながら、なぜ 引き違いのサッシを使うのでしょうか。
それは、 先にも述べたように、外の出入りをしやすいのが、 掃き出しサッシだからです。
床面と段差がほぼない 下枠のレール部分、 出入りする開口部を大きくとれること、
ガラス面積を大きくとれるために、開放感や日射の取得がしやす(日差しを室内に多く取り入れる)
というにが理由です。
サッシメーカでは 引き違いサッシの気密を確保できるような構造を工夫していると言う
話を 実験室に聞きにいってきました。
レールとガラス障子の稼働部分の構造を凹凸とし、 もへや と呼ぶパッキンの代わりの材をを
両側に設置することで 漏気を最小限へ。
引き違うレール部の中央に大きいゴム形状をしたパッキンを設置して 漏気を防ぐ、
ガラス障子の戸先が 縦枠にあたり最後に閉まると言う動作をした時に、さらにきつく
閉まるような構造、仕掛けに。と 工夫はされているようです。
ですが やはり 多少の漏気、風が出入りはするようです、 この部分が気密性という
観点からは やむ得ないと言う結論ですが より工夫を凝らしている と言う技術を
直に拝見をしてきたわけです。