諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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諏訪湖 夕陽

長野県の工務店社長が考える、超高断熱・超高気密の住宅とは?

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

超高断熱、超高気密の住宅は建ててはいけない。

高断熱とは、壁や床、天井、屋根面への断熱材が通常の家に比べて
厚みを増した家のことを指します。 もう一つは、窓です。 窓ガラスが
1枚より2枚 複層ガラスに、そしてガラス面に焼きつけをしたLOWーEガラスを使った家を
指します。
さらに超がつけると 断熱材の厚みをさらに増す、 負荷断熱、W断熱などと
呼ばれています、窓については ガラスを3重、トリプルガラスへ。
ガラスを支える枠の材種を アルミ樹脂複合からオール樹脂へ。

これら 材質の違い、厚みの違いを説明しましたが、
これ、UA値っていう値だけ見れば 高断熱なのか超高断熱なのか判断できるんです
その解説は こちらのブログで解説しています
G1、G2,G3や 断熱等級5、6、7 って呼びます。 数断熱等級7 、G3が超ってことです

高断熱にするとどんなメリットがあるんでしょうか。
室温の変化、外気温の影響が受けにくい=暖房、冷房が効きやすい ということは
光熱費の削減につながる。つまり経済的に有利、 一般的な住宅のに比べ、光熱費が
削減した費用を、教育費や娯楽、趣味、の費用にかけることができる。

もう一つ、室内どこに行っても 同一の室温を維持しやすくなる ってことは
そう、健康促進効果。 ヒートショックになりにくい。 寒暖差から血流が悪くなり死に至ることも
実際、交通事故でお亡くなりなる方より ヒートショックなどが原因で室内なくなる方の方が多いんです
やばいですよね。

高断熱に加えて欠かせないことが 高気密。そう、高気密ていうのはC値で表します。そこで
C値のおさらい
C値とは 家の中の隙間を総量を数字で表したこと、数字が小さいほど気密が高いってこと
C値が家に及ぶす影響って意外と知られていない ではどんなこと?

断熱性能を高めても、外気が流入する面積が大きいってことは高断熱の効果を活かせない
24時間換気システムという換気ですが、漏気は考慮していないため、気密が悪いと本来の換気の流れが得られない
ということは 汚染物質が溜まっていく そう、換気が悪い箇所に溜まって行きやすい
さらに 充填断熱の場合、壁内結露が起きやすくなる、気密が悪い家は壁内に空気が流入しやすいというかしている
よって、最悪は壁内でカビ発生、最悪腐る

以上のことから そりゃ、超がつくほど 高断熱、高気密がいいさってことはわかってもらえたと
思うんですが 超ってなると 予算も超がつく 超高額な家。
もちろん、それなりの効果が得られるだからいいですが、 待って。
ほんとに、そこまで必要なのかってこと。を考えよう。

普通の家 最低限の断熱の家 でも 問題はないってこと、もちろん、超がつく家より
光熱費がかかる。でも、最初にかかる家の価格は高い、高いってことは借入の額も増す
多く借り入れた分、金利分も増える。ってことは総額の支払いが増えるってこと。
その増えた分を以上に光熱費が削減できなければ本末転倒。過去、このバランスを計算した
ことがある 住むんでから大凡、25年から30年経過しないとかけた費用を得ることができない

家を建て、マイホームを手に入れて何を手に入れたいのか、 暖かさ、光熱費、快適
いや違うでしょ、家族の笑顔でしょ。

以前、 軽井沢にある マグ・イゾベール社の提供を受けた マルチ・コンフォートハウス
見に行ったことがあります これぞ、超高断熱・超高気密の家

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