
長野県の南端の場所「阿智村」神坂山・富士見台高原へのアクセス・駐車場情報
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
岐阜県か長野県かどっちなんだ、山頂で入り乱れる県境の富士見台高原。
長野県で最も岐阜県に近い村、阿智村。
中央自動車道にある、とても長い「恵那山トンネル」はご存じでしょうか?
このトンネルは、御坂山や富士見台高原の真下を貫くトンネルです。
長野県側から走っていると、トンネルを抜ける直前に「岐阜県」という看板が現れます。
今回は富士見台高原に登ってみました。
その理由は、短時間で登って降りてこられる山であること、景色が良いこと、そしてインスタで見た写真が「すごく綺麗!」と思ったからです。
阿智セブンサミットを制覇する
富士見台高原へのルートは2つ
1つ目は、長野県の園原からヘブンスそのはらを利用し、ロープウェイとリフトを乗り継ぐ往復8kmのルート。
2つ目は、御坂神社から御坂山を経由する往復12.5kmのルートです。
私が選んだのは超最短の「御坂峠からのルート」。
このコースは往復4km、標高差280mで、所要時間は2時間ちょっとという、とても楽なルートです。
ちなみに、御坂峠までは車でアクセスできますが、長野県側の道は通行止めのため、岐阜県側、つまり中津川市からしか上がれない点に注意が必要です。
ヘブンスそのはらHPに以下の注意書きがあります。
林道大谷霧ヶ原線(中津川市~阿智村園原)は崩落のため、通行止です。中津川からお越しの際は、中央道および国道256号線をご利用ください。
※Appleマップは間違った道を案内しておりますのでご利用はご遠慮ください。
小さな手書きの看板を見落とさないで!
中津川ICから国道19号を木曽方面へ向けて15分程度走り、県道7号線を神坂峠に向かって進みます。途中で湯船沢温泉を通り過ぎ、そのまま道をまっすぐ進みます。
すると、小さな手書きの看板が見えてきます。(笑)
「富士見台高原」「神坂峠」と書かれていますので、そこを右折します。
ただし、見落としそうなくらい目立たない看板なので注意が必要です。
(ちなみに、湯船沢温泉はぬるぬるしたお湯で、肌がすべすべになると評判です!)
林道の道幅は車1台分!すれ違いは困難
すぐに川を渡り、ここからは林道という雰囲気になります。
舗装はされているので安心ですが、道は蛇行が激しく、ちょーがつくほど曲がりくねっています。
(日光のいろは坂をご存じですか? まさにあのいろは坂のようなカーブが続く道です。)
道幅は車1台分しかないため、すれ違いは困難です。
退避場所がところどころにありますが、見通しが悪い林道なので、注意が必要です。
カーブミラーが設置されている箇所もあれば、ない箇所もあります。
安全のため、クラクションを鳴らしながら進むのがおすすめです。
なお、この峠は冬季には通行止めとなります。
御坂峠登山口の駐車スペースは8台程度!
今の時期しか通ることができないこの道を、麓から1時間ほど走ると、ようやく峠の頂点に到着します。
そこには御坂峠登山口の駐車スペースがありますが、8台程度しか停められません。
そのため、せっかくここまで来たのに駐車できない、という羽目になる可能性があります。
そう考えると、やはり「ヘブンスそのはら」からアクセスする方が安心かもしれません。
休日は駐車が厳しいのではないかと思います。
私が訪れた平日でも、遅い時間に行ったため、帰る方と入れ替わるタイミングで駐車することができました。
ラッキーでしたね。