諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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土地を購入する前に必見 本当に良い土地を見極めよう

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

今まで、数百軒の お客様の家づくりの現場監督を経験し、同時に 家づくりへのアドバイザーとしてコンサルタントをしてきました。 故に 数百軒の建築地を見てきました。 個人的な感想ですが、いいと思った土地、反対に なせここの土地にしたの?と思うこともありました。
そのことから、多くの方は 本当に良い土地の見分けかた、探し方がわかっているの?と疑問に思いました。

まず、土地には 隠された価格の秘密があります。 一見、安いと思った、周囲の土地に比べて安い場合、必ず理由があります。
一番わかり易い例では、 敷地への道路付きの方角です 、南面の道路であったら 確実に南側が開けるわけですから陽当りは
まずまず、と言っていいでしょう。 反対に北面の道路であったら南側の状況(既に家が建っている、もしくは空き地)によって
陽当りは 不利に働く可能性があります。
この条件だけでも どちらを購入したいと思いますか? 当然、前者の南面の道路つきの土地ですね。 ということから
前者と後者の土地が同じ価格で売り出されることは、ほぼ無い、って言い切っていいでしょう。

ここで もう一つ注意してほしいことは 東西南北 つまり隣地が空き地であった場合です。宅地化されていれば想像はつき易い
ですが、将来、周囲に家が建つだろう という想像をすることです。自分で購入しようと決めている土地、数年経ち周囲の状況が
どう変わるのか?ということも想定に入れておくことです。

数年前 とあるお客様に土地を紹介し、そこで建築をさせていただきました。ここの土地、南側の道路付きですので、道路には
家は建たないことからと、道路の反対には既に家が建っていましたので、陽当たりのことは把握できていました。
東側には2メートルほどの大きめの用水路があり、その先には田んぼが数百メートルの範囲に広がっていました その先には綺麗な山々の眺望が望めました。その山が見える景色が素晴らしく、キッチンに立った状態で 山の景色を眺めがらと思い、大きめの窓を配置しました。

ところが、2年ほど経ち、その田んぼの埋めてが始まり 20軒あまりの宅地化されてしまったのです。 当然その窓から 山を
眺めることができなくなってしまいました。 仕方ない、といえば、そうなのですが、 悔いが残るのは
予測できなかったといえば、予測できたような気もします。 可能性は全くなかったということではありません。

いつかそのような 開発も起こり得る たまたま、その地主さんが手放してしまったこともありますが、
そのことを予想に入れていなかったことに、今でもそのお宅の近くを通るたびに 悔やまれます。 幸い、東側であるため
日照(陽当り)時間には 影響はないものの、山を見るためにつけた 窓 この窓が全く意味がなくなり、かえって 隣地の
家々からの視線を気にせざる得ない 窓になってしまったことをが 反省の念です。

このように、土地を選定する際に、どこまで将来の状況を予測できるのか、今回上げた事例は、まれにみる事例ではありますが、
せめて 陽当りのことを予測し、もしくは、陽当りを予算(土地の価格)で確保しておくのか、どうか、
目先の低価格から勧められたままの土地を選ぶことだけは避けてほしいことです。 全ての状態、条件を知った上で、納得して
土地を購入してください。

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