諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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茅野市 原村 富士見町 別荘地で暮らそうよ

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀

別荘地へ 土地の下見です。
八ヶ岳の裾野には多数の別荘地が広がっています、
標高1200mから1800mの森林には 三井の森、アルピコ別荘地、東急リゾートなど。

3、40年前のバブル期に開発、売り出された別荘地、ここ数年、 再び 別荘地を求める
方が急増しています。 コロナ禍からの在宅勤務思考から注目を浴びてきています。
バブル期から売れ残ってしまった別荘地を 再び、管理会社がテコ入れを始めています。

別荘地に建築をするにあたり いくつか注意事項があります

1 標高が高いところでは、冬場はかなり気温下がります、それにより 地中深く土の凍結が
進むことから、 家を支えるコンクリート 基礎を地面深くに埋めなくてはなりません。
平地では40cmから60cm位ですが 1200m以上の標高では 1000cm以上。
深い分、コンクリートの量、手間の嵩みます

2 傾斜している土地が多いために 家は水平に建てることになりますから、
土盛をするか、 低い部分は コンクリート(基礎)の高さを通常より高く
する必要があります

3 敷地はほとんど森林の中です。 とあることから 建物を建てるには木々を除去しなくては
建てられません。  伐採です。 伐採をしただけでは家を建てられません、地面に残る根っこ
根を引き抜かなくてはなりません 抜根と言います。 幹や枝は ウッドチップとして
再利用が可能ですが、根っこは土の付着や 水分を多く含んでいるために チップとしては
利用できず、 産廃処分するしかないんです

4 傾斜地や 道路から高い、低い土地が多いです。 道路と平坦な地はほぼありません。
あるとすると、中古物件や、以前建屋があり解体をされている土地です。
平坦分であれば、建築費以外の造成費用が少なく済みますから、過去に売れてしまって
いるのが現状です、 まあ、そのような場所は稀でもありますが・・。
敷地内への車の乗り入れ、 玄関先までのアプローチなどの 造成費用が嵩みます
なるべく、道路と平坦な場所を選ぶといいでしょう。

5 下水道の未整備地域がほとんどです。 排水処理をするのに合併浄化槽の
設置が必要です。 合併浄化槽は 建物の規模、使用人数、 建物の使用目的によって
大きさが変わります。 大きい浄化槽が必要となれば価格も高額になってきます

6 別荘地内は土地面積が大きいですが、 ほとんどの別荘地では 建築のルールがあります
例えば、 道路から◯メートル以内には建築は不可、 隣地との建築物との距離の定め、
高さ制限、 もちろん、色彩も規制があります。 ですから、 建築としては利用ができない
部分も売り面積に含まれていることを承諾しなくてはなりません。

この他に、 冬場の水道凍結への懸念、 落ち葉で屋根が痛み易くなる、 積雪対策、キツツキ、アカゲラの鳥獣被害、
など 一般地域では気にも留めない事項がありますね、

ですが  隣の家のこともきにならず、森林の中でまったり過ごせるのは別荘地ならでは、、
夏の暑さ、クーラーも不要、 快適な生活をおくることができるのが魅力です。
ゆえに、最近は別荘地でありながら、定住されている方が多くなってきています

こちら 昨年 エルハウスで建築された方の 別荘地で暮らす様子を 自身でYouTubeアップされて
います。 面白い、いい情報 、 お役に立ちますよ。

 

 

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