住宅ローンを抱えている方、黄色信号が点滅!この先の住宅ローンの行方を徹底解説
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
まさかですが、家計が破綻、家を手放す、備えてく。
目次
住宅ローンを抱えている方、黄色信号が点滅しています
家づくりをしようと考えている方、既に一戸建てを建て住宅ローンを抱えている方。
知っていたかもしれませんが、黄色信号が点滅していますので、改めて復習をしましょう。
工務店社長が「変動金利」と「固定金利」を徹底解説!
住宅ローンには金利という、費用を借りたら、その費用に対して利息という費用を支払はなくてなりません。その利息を決めるのが「金利」です。
金利には「変動金利」と「固定金利」の2つがあり、ローンを組むさいにどちらかを選択することになります。
変動金利
ローンを借りている期間中、金利が上がったり、下がったりと月々の支払い額は定められていない。(実際には年に2回見直し、変わる)
固定金利
ローンを申し込んだ時の金利が、支払いを終えるまでその金利が適用となる。よって毎月の支払額の変更はない。
変動金利、固定金利はそれぞれ金利が違います
変動金利は固定金利に比べて低金利となっている。
ちなみに価格comサイトによると、もっとも安い変動金利の「じぶん銀行」を見ると、変動金利:年0.219% 固定金利:年1.590%~ と書かれています
金利の数字が低い方が、月々の支払額は安価になります。
ローンを組む方のほとんどは変動金利を選択している
現在ローンを組む方のほとんどは、変動金利を選択されています。
変動金利の先行きの金利は考えないとして、現時点の金利から2つを比べたときに、月々返済額を見れば「どちらを選ぶのか」言ったら当然安価な方、そう、変動金利を選択します。
それでいいと思います。
ここからが重要!金利は、国債の長期と短期の金利に連動されている
ただしここからなのですが、変動・固定この金利は、国債の長期と短期の金利に連動されていることを知っておくことです。
長期の金利は固定金利を左右し、短期の金利は変動金利に左右されています。
ここ1年の間に、固定金利は上がり続けています。これは日銀が、長期金利の変動幅を0・5%と決めていたことを撤廃をし、1%に拡大したことから金利が上がり始めました。これにより、住宅ローンの金利も上がっています
一方、短期の金利については、いまだにゼロ金利政策を継続しているために 住宅ローンの変動金利は変化どころか、金融機関同士の関係において変動金利は下降しています。
ということを、昨日放映されたNHKのクローズアップ現代の番組で紹介しています。
金利のある世界”に?どうなる住宅ローン金利
日銀総裁植田さんの会見から、物価は上昇していますが、それに伴った賃金の上昇となっていません。
ですが、賃金上昇に伴いゼロ金利政策は解除することを示唆しています。
世の中、物価高騰により賃金が上がっていた人もいるでしょう。賞与もプラスに。
ということは、いつ、どのタイミングで、という時期に来ているということです。
変動金利で借入をしていれば、今の段階で固定金利へシフトしておくことが、返済額がどんどん上昇するということへの対策にはなります。
手を打つ以前に、このような仕組みや情勢を、住宅ローンを抱えている人に知っておいてもらいたいと思いました。