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みんなにわかりやすい 構造の解説

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀

どうせなら、大きい空間に住みたいけどね。

設計をしていて 毎回、毎回 ぶち当たるリビングの大空間。 笑
建築依頼をされる方の ひろーいリビングにしてほしい という気持ちが痛いほどわかりながら、
建築側の立場として 構造の強固という部分も理解しているから もどかしい。

いっそ、構造のことはわからずに、 えー 設計側に なんとかしてーってぶん投げたく
なる気持ちがないかといえば ちょっぴりあります。

木造構造、 知っているように 柱があって建物を支えています。 その柱から柱の距離によって
横架材となる 梁 の サイズが変わります。 の梁が 床や屋根を支えます。
梁のサイズが大きくなればなるほど 柱から柱の間隔を広げていくことができます。
ですが、 梁のサイズが大きくなればなるほど 重量が増すばかりか、 本来なら天井の裏に隠れて
いるはずの梁が、天井から飛び出してしまう、(室内側)んです。 これはこれで 木の雰囲気が
味わていいんですが。

ですが 構造というのは それだけの問題ではないんです。
四角の箱を思い浮かべてください。 例えば 12cm角の四角の箱です。
真上から 踏みつけたときに クシャってつぶれてしまう。 これを つぶれにくくするには
6cm角の箱と6Cm角の箱をくっつけて 12cm角の箱とすれば潰れにくくなります(想像つきますか)

さらに 3cm角の箱を3つ並べたら、さらに さらに 上から踏まれても潰れにくくなります
3つの並べれば 潰れないかもしれませんね。

という事を 木造住宅に、構造にあてはめると 柱が多い方が 四角という空間が小さくてすみます
よって、潰れにくい構造になるってことです。

でも。。  リビングの真ん中に 柱がたっていたら邪魔ですよね。  というこで
一工夫 デザインに しちゃえ。 です。

 

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