諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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八ヶ岳最高峰の赤岳

長野県茅野市にある 八ヶ岳の最高峰 「赤岳」は 険しかった 標高2899m

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

とうとう 八ヶ岳最高峰の 「赤岳」に登りました。この春から 地元のいいところを紹介したいと思い、山登りを決意、八ヶ岳を中心に紹介しようと 八ヶ岳には 8つの峰が存在することから、1つ1つの山を紹介していき、八ヶ岳で最後に紹介する山を最高峰の赤岳にしようと決めていましたが、天候不順やスケジュールの関係で、今年中に赤岳を紹介できなかもしれないと思い、なんといっても、周囲の山を登り「赤岳」の勇壮な頂きを間近で感じ、あの山に いきたいという思いが強く募っていたので 予定半ばで 赤岳を紹介するために 登りました。

やはり 最高峰、 きつかった 険しかった というのが第一の印象です。また、登山愛好家ではない限り、赤岳に
登らずとも、雄大な景色は楽しめる。というこもわかりました。 それだけ、赤岳は、厳しい登山コースを辿らないとならないとういう感想です。

午前6時半 美濃戸登山口から登り、コースタイム 約8時間。早い人なら7時間かな?コース距離 約13km
標高差 1500m赤岳山頂 2899m までのコースです。帰りは、コースタイムが読めたので、休み休み、まったりしてゆっくり降りてきて登山口に戻ったのは 17時でした。
日帰りでは行けますが 体力C ランク 難易度C という情報があるだけに 体力がないと きついコースでした。

まずは、中間地点の 行者小屋を目指します。 ここにいくルート 北沢、南沢と2ルートあるのですが、当初の予定は 北から登り、帰りは南と決めていましたが、 登山口につき急遽 南から。 理由は コースタイムから
スタートが遅れたため、最短である南沢を選択。 これが 帰りの時間に余裕を生れた要因になったと後でわかりました。


相変わらず、八ヶ岳の特徴である 緑色に覆われた石の苔の 神秘的な森を進みます。
沢沿いに どんどん標高を上げて行きます。 南沢は北沢に比べて時間短縮ですので、当然、急登が多い。仕方ないですね。幾度か沢の上にかかった橋を渡りながら 行者小屋を目指します。 約2時間 森の中をにたすら 時折木々からの日差しがあるものの、薄暗い中を歩くのは不気味です。今回、お守りように身につけていた、 「熊鈴」を
忘れてしまったことからも 不安への気持ちが増していました。

 

森の中は 気温は15度くらい、立っていれば肌寒いのですが、急登への足取り、半袖でも汗が滴ります。
そうこうして、ようやく 行者小屋へ到着。
ようやく、視界が開けたことと、 全面に聳え立つ、横岳、中岳、阿弥陀岳、そして赤岳 の様相は圧巻です。
これから、あそこに登るのか。とお思うとワクワク感と、切り立った崖、どうやって登の?という不安がよぎります。 しばし、ここで休憩、休憩中に同じように赤岳を目指す 同志もおり、 山話からの話題と コース状況などの情報をいただきます。

ここから 赤岳に通づるコースは 地蔵尾根コースと、文三郎尾根コースの2つ。 さてどっちをいくか。予定では地蔵尾根。 文三郎は長い階段があるとの情報を事前に入手していたため 階段の登りはきついはず。 出会った同士は文三郎から行くそうだがそれは、赤岳から横岳、硫黄岳へ縦走するということですので、道順から考えて文三郎尾根から行くのが当然、 行者小屋で 頂上で会いましょう。と言い残し私は 地蔵尾根へ。

この選択も正解だった。と後でわかる 。 地蔵尾根 いきなりの急登、ほぼ直線状態。それもそいのはず
登り口から 垂直に切り立った上(崖)しかないのだから 正直、すごいキツかった。距離は対したことはないが
ほぼ、ここで今日の体力の半分を使ったと思う。 そして森林限界にやってくると 崖にかかる 階段、梯子、鎖の
連続。 かなりの恐怖をここで味わう。 滑落したら・・・。命がないと思うほど。 1箇所は ほんとにここを
行くの、鎖だけにしがみついていかないと足場はほとんどないじゃない。というところ。

下りはもっと恐ろしい、絶対に下りは 文三郎尾根で降ろうと決めたほど。 コースの途中にあったお地蔵さんが
余計に恐怖心をそそる。 だから 地蔵尾根?? と呼ぶのか。地蔵さんに見守ってもらうコースなんだ。
と想像をしながら上を目指す。 地蔵尾根 コース難易度4 文三郎尾根 コース難易度3.5

ヘトヘトで登りきり さてと 上を見上げ 間近に赤岳が迫る。 赤岳にはここから30分ほど、ですが上を見ると
直線の急登が山頂まで続く。 ほぼ、全てに鎖が張ってあるほど足場が悪い。下る人が恐る恐るゆっくり降りて
くるのが見える。 登直前に 業者小屋で別れた同士が降りてきた。 早かったですね。と声をかけると
文三郎の階段がきつかった。 まじ、大変だったという、 やはり地蔵尾根を登ったのは正解だ。と満悦したものの、文三郎の下り、まじ、やばいですよ。 絶対に気をつけてください。 と声をかられ 一気に汗がひく。

赤岳はやはり最高峰なんだ。どこからいっても 難易度が高いコースなんだ。 滑落したくない。なんで山を登るんだろう、過去の山への興味が 一気に恐怖で失わレた。 ヘリコプターで 降りたいな ということしか
考えなくなっていた。 笑
引き返すにも、地蔵尾根を下るので、赤岳を登りきり文三郎のコースへ行くしかないと思い、赤岳山頂へ。
あいにく視界はいまいち、風がやや強め。 下りの文三郎尾根心配事が 脳裏にあり いつもの達成感の感動は
半減。 山頂ではとにかく無事に降りることしか考えられず、かなり体力が消耗していたため、降りる体力を取り戻そうと、 山頂で30分以上 昼食をとりながらゆっくりすることにした。 これも時間的に余裕があったため。

 


急登ではあったが最短コースの南沢を登ったことで、時間がに余裕が生れた。 山頂で12時をまわったところで
この時間で降りると おおよそ16時に登山口に戻ることができることから、不安を抱きながら、文三郎尾根へ向かった。最初に 長い梯子が現れたが 梯子を降りるのはなの問題はない。 そのさきに鎖馬が続くが、足元はかなり
いい状態。 鎖に捕まらずともゆっくり降りれば 大したことはない。 また、地蔵尾根に比べ周辺は 切り立った崖の様相でありますがさほどは感じられない。(下から見上げるとかなりの傾斜のだが) かなり余計な心配をしていたようだ ただ、油断は禁物。 一歩一歩 慌てることなく下っていく。 やっぱり下りは 文三郎尾根だ。 と確信。 下る途中に写真を撮るなど余裕も出てきた。

 

途中まで降りると 権現岳、中岳、阿弥陀岳が間近に見える。とても綺麗だ。 中岳くらいなら登れるかなと余裕も出てきたが、ここはやめよう。体力に余裕を残して下山しないとと思い、次回の楽しみに。それから間も無く 行者小屋に戻ってきた。ここまで降りてくると山頂での 不安はなんだっただろう。心に余裕がなかったことが悔やまれる。もちろん、体力もかなり消耗はしていたが。

この後は、行きとは違うコースの北沢コースで下山、途中、赤岳鉱泉へ寄り道。 ここでもまったりと山を振り返る。豪褒美にジェラートをいただく。 テント泊の登山者としばし談話。 テントを張り、ここまででも
とても満足だと、日常から解放されてのんびりできるだけで良いそうだ。
テント泊登山 略して テンパク というらしい。 テンパクしたいなぁ と思いながら 1時間半くらいの
下り。 北沢コースも 岩や、木の根の間をあるくので歩きづらいが、 残り30分くらいになると林道になることこがわかった、林道は砂利道であるが 登山道に比べてはるかに歩きやすい。 最後に疲れてきている足には負担がかからず歩けるので 帰りに北沢コースを選んで下山したことは 正解であった。

 

やはり さすが八ヶ岳最高峰、2899m  きつい登山だと思った。 しかし、山頂から 雲ひとつもない景色には
なかなか会えない、 いつだったか、硫黄岳に登った時に ベテランのご夫婦が こんないい天気の日は、滅多にない、とおしえてもらった意味がよくわかりました。

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