諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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エコ住宅とは?正しい選び方を開発者としてお伝えします。

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。

「暖かい」という言葉に過度な期待をしない方が良いかと・・。
この寒い地域はエアコン一台で温かい家なんてあり得ないのでは?
エアコン1台しかないけど、壊れた時は困るのでは?
在時でもエアコンをつけっぱなしにしますか?
夜、寝るときもエアコンをつけて寝ますか?このような質問をいただきました。
多くのかたが、このような疑問をもたれているかと思います。
まだまだ、私たちの説明が不足しており、反省です。
そこで、私、エコ住宅の開発者としてお応えします。

1、「暖かい」という言葉に過度な期待をしない方が良いかと・・。

正直にいいます。過度の期待はしないでください。 私たちのエコ住宅のコンセンプトは、健康に暮らせる家、光熱費を抑えた暮らし そこから浮いた費用を教育費や、趣味や、ご家族の思い出の費用に充ててもらいたい。そして、月々の住宅ローンの支払いを抑えるです。毎月、毎月、住宅ローンの支払いのために、追われるような生活をして家を建てるのは本末転倒です。

過度に暖かい家を手に入れた時には、冬でもTシャツですごせ、必要以上に快適な暮らし送れることは間違いないです。ですが、高額な支払い、もしくは貯蓄が乏しい暮らしが快適なのでしょうか。
快適にすごせる許容温度は18度、推奨温度は21度です。 つまり室温が18度から21度を保てることが重要です。過度に暖かい家 = 過度な住宅ローン かもしれません。

2、この寒い地域はエアコン1台で温かい家なんてあり得ないのでは?エアコン1台しかないけど、壊れた時は困るのでは?

エアコン1台で過ごせるのかどうか? ここで私が話をしても、体感していただけないと通じないかもしれません。ですから、数値でお話します。
前提は、高断熱、高気密が絶対条件です。高気密の数値は C値 0.3から0.4を実現しています。高断熱の数値は Ua値 0.42です。(先にも触れましたが、最高に良い という数値ではありません)この数値をもっても判断もできないかもしれませんが、実際にエコ住宅を建て 一冬経過観察をしました。実証済みです。外気温は−10度でも、室内空間は 一番エアコンから遠い脱衣場で19度の室温です。ですが、エアコン1台でキープするには、間取りが関係してきます。 吹き抜けが必要であったり、部屋からホールへと通気孔が必要です。(ドアを開けておけば問題ありません)
エアコン1台で賄う、現代の住宅の技術で難しいことは何もないのです。

エアコン1台で壊れた時には、確かに ふむふむ。否定はしません。私達の
エコ住宅は、2Fに1台エアコンを標準装備(2台目)です。普段は動かすことはないでしょう、夏の猛暑の時には稼働させることもあります。あと、各部屋に将来設置できるように、エアコンの電源は確保してあります。
エコ住宅のコンセプトに、最新設備を使用しない。ということもあげています。機器は、必ず、故障します。20年後には、部品交換もできず修理不能に陥ります。その時に安易に交換できる=汎用性の高い物があげられます。
ですから、壁かけエアコンを設置しているわけです。

3、在時でもエアコンをつけっぱなしにしますか?夜、寝るときもエアコンをつけて寝ますか?

 

室内が温まる仕組みは、天井、床、壁が、温まり熱を放射します。つまり一番大事なのは、壁等の表面温度です。人が感じる体感温度というのは、実際の室温と表面温度を足して2で割った数字です。

エアコンであろうと、ファンヒーターであろうと表面温度が低いと、体感温度が低くなることはわかりますね、誰もいない、事務所、会議室など いきなり入り暖房を急いでつけても冷んやりしますね。 表面温度が低いためです。暖かい空間を維持するには、まず、この表面温度を下げないことです。
で、つけっぱなし  という言葉から 光熱費のことから気にされているかもしれんせんが、 暖房機器、得にエアコンは電源を入れ設定温度まで達する間が一番電気を使います。 車に例えると、アクセルを更かす時が一番燃料を使います。 車で200km走行するとして、150Kmで運転した時と60kmで運転した時とどちらが燃費はよいと思いますか。 後者ですね。
エアコンも同じです。 オンオフを繰り返したたほうが電気代は節約できるかもしれませんが、快適な体感温度まで室温を維持しようとしたときは、自動運転と、21度前後に温度設定にし、つけっぱなしのほうが電気代は節約できるのです。

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