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Vol.19|河野英太郎著「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」|突然、飛躍的に仕事がうまくいく!?|教科書通りは悪いことではない

突然、飛躍的に仕事がうまくいく!?
~教科書通りは悪いことではない~

著:河野英太郎 「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」より

Check point
●工夫を積み重ねる「デキる人」
●情報格差を埋めながら行う「ホウ・レン・ソウ」
●「後工程はお客様」が生む職場のチームワーク

いわゆるデキる人とそうでない人の違いは何でしょうか?
誰でもできるちょっとした工夫を忠実に、
そして愚直に積み重ねられるか、
それが大きな違いに繋がります。

たとえば、仕事上欠かすことのできない
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)において、
「ごめん、それって何の件?」
と言われることはありませんか?

当事者であるあなた自身と相手には
情報レベルの差があることを忘れてはいけません。
普段から頻繁にコミュニケーションをとり、
「例の件」や「あれ」で通じるならば良いですが、
まずは両者の情報格差を埋めることから始めてください。

また、愚痴と意見の使い分けも重要です。
両者の違いはご存知ですか?

愚痴は言っても仕方ないことに嘆くこと。
意見はある問題に対する主張や考えです。
シンプルに言えば、
前者は次に繋がらないこと、
後者は改善など次の行動に繋がることと言えます。

しかし、愚痴は不要なものというわけではありません。
愚痴にこそ本音が隠されているという側面もあります。
つまり、不満や苦情などの愚痴で終わるのではなく、
次に繋がるアクションを添えることで
意見に昇格させてやれば良いのです。

お客様や取引先の業者に対してはもちろん、
社内であっても過不足なく情報を伝えることは、
お互いの時間を無駄にせず、ストレスなく
仕事をする上で重要です。

後工程はお客様という言葉があります。
一般的にモノづくりにおける考え方ではありますが、
普段の業務にも活かすことができます。

各々が自身の役割、責任を果たし、
品質の良いものを後工程に渡す。
これを最初の工程から最後の工程まで行えば
自然と良いものが仕上がるのです。

質の良いアウトプット
=後工程にとって良いインプット
であることを意識してください。
そのためにも、後工程の人に
困っていることやこうして欲しい
ということを聞いてみるのは良いことです。

それがたとえ愚痴レベルであっても、
自分自身にできることはないのかと考え、
後工程の意見に変えてあげましょう。

メンバーの意見にしっかりと向き合い、
改善を繰り返すことで、
質の高い仕事に繋げていきましょう。

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