令和時代の新築注文住宅で収納は どのくらい必要なのか？断捨離するタイミングはいつなのか？
こんにちは、住宅コンサルタントの福田です。
最近、お打ち合わせしていたお客様で引っかかったポイントが収納です。
収納がいっぱい欲しい！でも、家のサイズは抑えたい！
最適な収納の量、おすすめの収納の広さってどのくらいですか？
という問題ですね。
はい、例のごとくYouTubeで解説してみました。
良かったらご活用下さい。
家の全体の面積のうち収納に最適な面積の割合は？なんていうこともお話しています。
ただ、家の間取りを考える時に大事なのって、知識じゃないんです。
想像力です、生きる哲学です。
いかに自分の人生を想像して、本当に必要な収納量を考えられるかというのが大事です。
どうしても、収納ってあればあるほど物は増えます。
家を建てるのって断捨離チャンスです。
昔、僕は自転車でアフリカに行くときに、本当にいろんなものを捨てました。
衣類なんかはもちろん。
6台持っていた自転車のうち4台は処分しました。
本棚2つ分くらいあった本の大半に、ジャズのCD200枚ほど。
言うなれば、若き日々に集めていた宝物の大半を、
人にあげたり、捨てたりと処分しました。
だって、アフリカから生きて帰ってこれるか分からなかったですから。
モノへの執着がなくなったというか、なんでしょうね。
ちょっとした儀式的な面もあったんじゃないでしょうか。
まあ、実際に死なないで無事にアフリカから帰ってきたら、
「あ、あれ、Aさんにあげちゃったんだっけ。もったいなかったな」
なんて思うこともありましたけど（笑）
ちょっと偏った考え方なんですけど。
人生、時々は思い切っていろんなものを捨てるって大事だと僕は思うんですよ。
別に、家の収納を減らして、家のお金を節約するとかじゃなくって、精神的な面で大事だと思うわけです。
To be or To haveなんですよ。
人間って、
『○○を所有しているから偉い』のではなく、
『〇〇をしたから素晴らしい』のではなく、
その人の存在こそが重要なんです。
そういう意味で、所有物を一気に手放してみる。
自分にとって本当に重要なものって何だろうって考えてみる。
そういうのって大事だと思うんです。
はい、ちょっとスピリチュアルな話になっちゃいましたけど。
でも、おうちを手に入れるって、コスパとか、効率じゃなくて、
人生一生を過ごす空間なので、その人の生き方なんかが反映された、気持ち良い空間であることが大事じゃないかなと思います。
収納の量、じっくり自分たちのライフスタイルを見つめなおして考えてみるのも大事だと思います。
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