諏訪・松本の女性建築士ブログ|未来生活設計

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2級建築士免許|更新の月がやってきました

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。

建築士資格は3年に一度更新があります。
私は2級建築士の資格を25歳の時に取得しました。
内装の会社にいたので職人さんや代人さんと渡り合うためには現場のことや建築知識がないと相手にされないという環境もあり、
いろんなことを知りたいと建築用語を覚えていくうちに設計ができるようになりたい!図面もわかるようになりたい!と思うようになったのがきっかけです。

建築士の資格を取るにはその資格が取れる学校を出るか、7年の建築関係での就業が受験資格になっています。
建築士になりたいなぁと思ってから調べたら自分の学科はその資格があると知って、それなら挑戦しよう!と思い立った訳です。

でもどうやって勉強するのか?
日建学院のような専門の学校があることさえ知りませんでした。
本屋で「建築施工」という図解入りの本を買ってまず建築の仕組みを頭に入れて
いろんな業種があることを知り、それぞれのことを勉強しました。
それから試験勉強を始めたのです。
幸い内装に入る木工事の時に現場に行くと教科書に書かれた実物を見ることができ、わからないことは職人さんに聞いたりしてました。
その頃は女の子が現場にいること自体が珍しかったので、みんな優しくしてくれました。

その後はひたすら過去問。
どうせ取るなら一度で終わらせたいと、3ヶ月間本気でやってましたね。
若いと言うこともあり体力気力に溢れていたので、仕事から帰っての勉強も苦ではありませんでした。
そもそも内装という建築における一部分のことしか知らなかったのが、全体の成り立ちを知ることによって自信も付いて新しい知識を得ることが楽しかったのです。
ですので勉強自体は苦ではありませんでした。
そして合格できました。受かると思ってなかったのですごく嬉しかったですし、
この経験を経て「やるだけのことをやって力を出し切れば後悔しない!」ということを実感しました。
本当に落ちても仕方ない、でも清々しい!という境地に立てたのです。
それまで学校の勉強や受験勉強では一夜漬けや丸暗記でやっていて力を出し切る経験があまりなかったのです。
それなのに落ちるとカッコ悪いとか変なプライドが高く、実力が身に付いていなかったんですね。
興味を持って楽しみながら勉強するのが何より力になります。

そして現在。
20年くらい前の姉歯事件(ググって見てください)をきっかけに資格のあり方に国や協会が見直しを入れて、
3年にに一度の更新をすることになったのです。
今回はコロナの関係もあり先にオンラインで勉強してから試験を受けるのですが、
前までは朝から夕方までみっちり講義を受けた後試験になります。
その試験がテキスト持ち込みOKとはいえ、そのテキストが2センチくらいの厚みのものが2冊ですから調べるのも大変。
一度講義を聞いただけでは頭に入るわけもなく、かなり憂鬱です。
そもそもそのくらい厳しくないとならない訳ですが、それにしても内容濃すぎ。

今はとても楽しむ気分にはなれません。
しかし、この更新だけは落とす訳には行かないので頑張ります。

エルハウスにも若いメンバーが沢山います。
思い切り自分に投資できる時にいろんなことにチャレンジしてみて欲しいと思います。
会社も応援しますよ!

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